飲酒歴40年、断酒歴8年と3カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル65。
本日もリスボンの、諺には確かに一面の真理が・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。
昭和的な会社人間を始めとする、
何らかの組織への所属を自らのアイデンティティーの根幹としていた人たちが、
退職後、数年を置かずして、見るも哀れな落ちぶれ方をしてしまう事例が、
ネット情報を始めとする多くのメディアで紹介されています。
組織に守られてきた個人は、組織を離れたとたんに自らの拠り所を失い、
周囲との軋轢にまみれたり、自暴自棄な行動に走ったりすることがあるようで、
そのような人たちの中からかつての僕たちのような、
アルコール使用障害当事者が現れ、
悲惨な最期を迎えることになるのでしょう。
「犬も歩けば棒に当たる」
正直言って、こどものころはこの諺が示唆している内容が見当もつきませんでした。
でも定年退職を迎え、公的な組織への帰属を止め(させられ)た今、
割とズチズチと刺さる言葉であることを実感しています。
今日も頼まれて、とある京都のライブハウスのオープンマイク企画の、
ハウスバンド・ピアニストを勤めてきましたが、
大学に勤めていた頃とは全く違う人びととの出会い満載のイベントでした。
今日、出会えた人たちとこれからどんな交流ができるのか、未知数です。
もしかすると必ずしも良い出会いばかりではないかもしれません。
でも、いろいろと動いてみないことには、
そもそも出会うことすらありません。
動き回ればよいというものではないでしょうが、
動き回らないことには、何も始まらないのです。
動き回り、出会いを楽しむことも、断酒ライフの大いなるご褒美でしょう。