僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ありがとうございます。好調です。

大型連休が始まりました。 といっても、病気療養中の身、殆ど生活に影響はありません。 長女は下宿から戻ってきませんし、長男は高校に入っても相変わらず部活中心(サッカー)の生活。 嫁はんも、いつも通り、午前中はパートに出ています。 僕も午前中は文…

ニュースの見方 死

10年前後。 この頃、新聞やニュースの死亡記事が気になります。 亡くなった方の年齢を見ると、僕の歳の10歳前後、年上の方の訃報が目につきます。 僕が仕事をしている業界では、僕の現場デビューは、非常勤職で20代前半、専任職で30代前半でしたから…

計算ができん!

100日目! ようやっと100日目、なんとなく100日目、知らん間に100日目。 断酒100日を達成しました。 僕の場合、「ようやっと」なのか、「なんとなく」なのか、それとも「知らん間に」なのか。 どれもそうといえるような気がしますし、どれも…

イナリのイーナリ

イナリのイーナリな半日。 伏見稲荷大社に参詣してまいりました。 伏見稲荷といえば、全国のお稲荷さんの総本山、 また、海外にも京都の重要な観光スポットとして知られている場所であり、 平日とはいえ、国内外の多くの参詣客、観光客でにぎわっていました…

もしかして(あくまでもしかして)失ったもの 現代美術シーンへの参加

酒を飲まなくなってから失ったものについて、考えてみました。 僕の場合、一つだけはあるような気がします。 それは何かといいますと、現代美術シーンという業界への、参加の密度です。 おそらくアート・シーンという業界は、そこに参加していない人びとにと…

退院して2カ月

本日、4月25日、退院してからちょうど、2カ月がたちました。 入院していたのが38日間、退院してからが70日間。 発症、診断を受けてからの日数のうち、病院にいた時間の占める割合、まだまだ低くはないんですね。 入院前と退院後、当然、生活上の変化…

下半身の疲れ(朝から誤解しないでください)

昨日(土曜日)、家内に頼まれていた庭木の剪定を行いました。 作業量としましては、プロの庭師さんであれば10分くらいで済ませることができるくらいのものでしょう。 選定の幅は、2メートル強、奥行きは1メートル程です。 ただ作業対象の高さが問題で、…

ミュージシャンの死

プリンスが亡くなりました。 57歳だそうです。 僕とはオナイです。 (あのマイケル・ジャイケンもオナイに当たります。) プリンスの死因は、現在のところ、明らかにされていません。 が、もしかすると多くのミュージシャンと同じく、薬物やアルコールかも…

何故、飲んでいたんだろう

人生、70年プラスアルファとして、 その半分以上、40年間、1日の3分の1から2分の1は、体内にアルコールを貯蔵している生活を送ってきました。 そしてその後半、1回で摂取する量は増えるは、ふつうは、そんな時間には飲まんわ、という時間に飲み始…

朝の一杯

朝の一杯、目覚めの一杯。 一瞬、ドキッとするタイトルですよね、僕たち、アルコール依存症者にとっては。 でも、安心してください、朝の一杯は、目覚めのミネラル・ウォーター、一杯です。 美味しいです、ホンマに。 体の芯に、清流がほとばしり落ちる感じ…

街並みと朝

旅行って、不思議ですよね。 仕事であれ、プライヴェートであれ、(もっとも僕の場合、この両者の境目はほとんどないのですが) 現場では、次に何時には何処そこにつかなアカン、と、勝手にスケジュールに追われて、それほど余裕はないのですが、 ある程度時…

僕の病歴

今日は断酒生活者としての僕にとって、重要な日かもしれません。 肝硬変による強制入院の指示を受け、立派な(?)アルコール由来の疾病者となってちょうど3カ月がたつのです。 色々な変化がありました。 約、50日間に及ぶ入院も始めてでした。 また、入…

痒み、原因不明

一昨日の晩は、怖かった。 だいたいこの頃、夜中に判をついたように2回目覚めます。 どちらも、自然の呼びかけに応じたものですが、一昨日の2回目の目覚めは、少しやばかった。 用を済ませて布団にもぐりこんだのですが、何故か強烈な痒みが全身を駆け巡っ…

雑記

昼間、ブックオフで立ち読みを楽しみました。 40代くらいからコミックを読むことに苦痛を感じるようになり、歳を食ったのかな、と思っていました。 昨日は、せめて最近のコミックの傾向ぐらい、ぼやっとでも掴もうと思ったのですが、やはり、昔読んでいた…

勤務体制

昨日は、1週間ぶりに仕事先に行ってきました。 病気療養中ということになっているので、あんまり大ぴらに顔を出してはいけないのですが、 今後の勤務のあり方について、労務調整の打ち合わせをするためです。 ありがたいことに、6月以降、復職できることに…

美味しかったのかな

今でも、もちろん、酒のことを考えます。 特に、最近やばいのが、俺はホンマは依存症には至っていないんじゃないか、或いは、肝硬変の診断も、間違っていたんじゃないか、という、根拠もへったくれもない、勝手な想像です。 じゃぁ、少しくらい飲んでも大丈…

29万キロメートル

一昨日、わが愛車のカローラ・ワゴン、総走距離数が29万キロを超えました。 1995年(!)6月の購入ですから、約22年間での達成です。 最近、一応お別れしましたが、僕と酒との付き合いは、40年に渡りますので、それに次ぐ、長い付き合いです。 ま…

久々の遠足

昨日(4月12日)、退院後(というか、発症後)、始めての、そして久しぶりの遠出をしました。 行き先は京都です。遠出という割には近場ですが、移動の半分近くを歩いたということで、遠出の遠足といってもいいですよね。 まず、地下鉄「東山」から京都国…

またもや体重

以前に体重がやばいっす~と投稿しました。 ええオッサンが何をこだわっとんネン、とツッコミが入りそうですね。 確かに57歳の白髪のオッサンが、1キロ肥えた、500グラム落とせたと、一喜一憂しているのは、滑稽な風景でしょう。 でも、生活の張りって…

夢、といっても、今後の人生の目標や希望といった意味ではなく、睡眠中に見る夢の話です。 長い間、飲酒による気絶爆睡が入眠の唯一の方法であった僕は、断酒後は、あるおまじないを思い浮かべることを入眠のきっかけにしています。 それは、「さあ、今夜も…

やばいっす~ その2

本日のやばいっす~は、スリップのやばいっす~です。 ですから、本当にやばいんです、考えようによっちゃ。 といっても、スリップしたわけではありません。 また、スリップしかけたわけでもありません。 昨日は全国的に、温かかったんですよね。 何で、断定…

やばいっす~

何がやばいかというと・・・・ 体重管理だす。 以前に、断酒生活に入って、体重が落ちたという報告をしましたが、この頃、じわじわと増えているんです。 まず、他人のせいにしてみましょう。 現在、病気療養中ということで、実質上、出勤停止に近い状態です…

場所の認識

退院してから、月1回、診察を受けに入院していた病院に行っています。 といっても、まだ2回だけですけどね。 そして、必ず病院内で迷子になります。 駐車場から受け付け、そして診察室。帰宅の際の逆のコースの道どり。 1回として、すっと行けたことがあ…

強い人

おかげさまで、再飲酒欲求は殆ど頭をもたげません。 もっとも、まだ完全な社会復帰を果たしたわけではありませんので、不安な事態も予想されます。 例えば、ひとりきりの出張。 以前であれば、調査等を終えてホテルに戻り、軽くシャワーを浴びて、街に出て、…

常識って

もともと図書館は好きな場所です。 現在、自宅療養中の僕は、以前よりも地元の図書館に足を運ぶ機会が増えています。 以前は、そうや、このことについて調べよう、世間一般にはどんなふうに考えられているのか、確認しよう、 といった具合に、何かテーマをも…

飲酒の誘惑

おそらく僕たち、断酒者が戦うべき、それも仲良く戦うべき内なる敵とは、再飲酒への誘惑ですよね。 酒の味を全く知らない、こどものような「こころ」でいられたら、この戦いそのものが存在しません。 そして世の大半を占めている(筈だよね)アルコール依存…

75日目

断酒を継続して75日が経ちました。 ブログの諸先輩方の中には、断酒X年という方々もいらっしゃいますし、僕と同じように、数十日という方々もいらっしゃいます。 もちろん、この数字は、大きければ大きいほどよいのでしょうが、下手にそれに精神的に縛られ…

入院、退院後の体重、ならびに食事

多くの断酒の諸先輩方が、断酒の大きな効果の一つとしまして、ダイエット効果を挙げてらっしゃいます。 僕の場合、入院前の一月間、腹水によるお腹のでっぱりが目立ってきたことによって、それまでと異なり、朝の体重計測をさぼっていましたので、何とも言え…

退院、自宅療養

2月25日、無事、退院できました。 最初に受診した病院に駐車したままの車に乗るつもりでしたが、さすがに病み上がり、微妙な体のふらつきがあり、それはあきらめました。 自宅に戻り、まずは家にある酒を全部、捨てました。 おそらく、そうでなければ、あ…

僕の飲酒人生、依存症、そして肝硬変発症に至るまで(7)

緊急入院を指示された日、僕は診察を受けた後、仕事に行くつもりでしたので、入院への覚悟はおろか、身支度も全くできていませんでした。 とりあえず勤務先に電話し、また家内にも基本的な身の回りのものを届けてくれるよう、連絡しました。 救急車で搬送さ…