僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

入院話 食事

毎日、雪と格闘しています、アル症、肝硬変、ダブルパンチと仲良し、リスボン、58歳。

本日もリスボンの、ジコチュウ・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

今日も入院中の話です。

僕の今回の入院は、

内視鏡的食道静脈瘤硬化療法および静脈瘤結紮術」

という治療のためのものです。

食道に胃カメラを入れて静脈瘤に薬物を注入し硬化させ、
その後にそれを切除するという術式だそうです。

ですので、1回の術式ごとに比較的長時間胃カメラを食道に挿入しますし、
食道の中で刃物を扱い傷をつけますので、
術後、2日ほどは食事が流動食中心になります。

今回、3回の術式を施していただきました。

その度に、点滴につながれ、食事は重湯が中心になります。

二日ほど重湯が続き、三分粥、五分粥と、徐々に普通食に戻っていきます。

そして、5日ほど経つと、普通のご飯やパンが供されます。

僕は基本的には、ご飯もお粥さんもあまり好きではありません。
しかし、今回、重湯、三分粥、五分粥、普通のご飯と、ご飯のグラデーションを経験していきますと、

重湯よりはお粥さん、それも三分粥よりも五分粥
そしてご飯の方が美味しいと思うことになりました。

僕たちの普段の食事は贅沢ですよね、
今回、食事制限を経験して、本当にそう思いました。

食事をパクパク、モグモグと食べられる幸せ、
なかなか感じることはないのですが、
この幸せ、大きいですよ、ほんまに。

この大きな幸せを感じつつ、皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで、
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう、