僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

俺は空気を読まん!

アル症・肝硬変・昭和のおっさんシンドローム、めんどくささ満載、リスボン、58歳。

本日もリスボンの、独り言・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。


最近の気になる日本語。

「ほぼほぼ」
誰が言い始めたんでしょうね。
学生たちは、正しい日本語の用い方だと信じていますが、おかしいですよね。
おそらく、「そもそも」のリズム感を考えなしに応用してしまったのではないでしょうか。

「大丈夫です」
これもオッサンには気分の悪い日本語です。
「注文、いいかな」
「はい、大丈夫ですよ」
(お前、いつケガしたんや。それともなんか危機的な状況でも乗り越えたんかい。)

そして「空気を読めよ」

空気を読む、すなわち、個人の主張よりも、その場における多数派の意見を雰囲気から察知し、その意見に逆らってはいけない、
という、
ありがたくもめんどくせぇ、アドバイスの魔法の呪文です。

しかし「空気を読むこと」、すなわち付和雷同の中に埋没せよという指示、
この一見、正しそうに見える指示が、どれほど多くの悲劇を生み出してきたのか、考える必要がありますよね。

僕は研究者であり、アーティストでもあります。
したがって、良くも悪くも、自らの関心に一番のウェイトを置きます。

もちろん、全体の調和ということにも重きを置きますよ。
でも、何となく形成された無責任な全体目標に、無反省に従うつもりはありません。
それはまさに「考える葦」としての僕たちの存在権利の放棄にほかなりません。

今時の空気が、個人の突出を嫌っているとすれば、時代はデカダンスの満々中ですね。
そりゃ、ポチみたいな総理大臣も現れるわな。

ポチの話はさておくとして、僕は昭和のおっさんとして、たとえ嫌われても、
「空気を読む」ことの危険性を若者たちに訴えていきます。
嫌われるやろうなぁ。

嫌われても

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。