僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

多分ADHDの傾向がある僕

楽しく断酒ライフ、継続しています。
アル症・肝硬変、リスボン、58歳。

本日もリスボンの、セルフセラピー・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。



昨日から大学の構内に入ることができるようになりましたので、
まずは昨日、ライブのために車に積みっぱなしだった楽器と機材を研究室に戻しました。

そしてドイツ出張の具体的なプロセスの確認作業に入っております。

また本日は、県の障害者支援施設の共同企画である展覧会について、協力の要請をお受けしましたので、
スタッフの方に僕の研究室にお越しいただき、ミーティングを行いました。

少しづつですが、通常業務に戻りつつあります。


今日、僕の研究室をお訪ねいただいたのは、企画責任者の方と現場責任者のお二人ですが、
まずは僕の勤めている大学の学生に有償の形で協力依頼が可能かどうかを話し合い、
さらには、もっと積極的に規格の根本の部分から協力できないかどうか、話し合いました。

もちろん、今日の段階で結論を出そうという話ではありません。
それほどのんびりした話でもありませんが、しかし腰を据えた取り組み姿勢が必要です。

で、今日の打ち合わせの席で、話をしながら気が付いたのですが・・・

どうやらこのリスボンと名乗るはた迷惑な初期高齢者、
話が核心に近づくにつれ、一人で話し続ける傾向があるようです。

どうもこのようなふるまいは、

ADHD Attention Deficiency Hyperactive Disorder 注意欠損性多動障害

という最近注目されている発達障害の典型的な表れである可能性があります。

僕自身はこれまで、発達障害であるとの診断を受けたことはもちろんありません。

ただしそれは、
発達障害という概念が一般に理解され市民権をもち始めたのがつい最近のことであるということと、
無関係ではありません。

僕たちがこどものころは、今でいう発達障害は、
「変わった子」、「偏屈な子」くらいのラベリングで処理されていました。

ですから僕も、落ち着きがなくよう喋る、そして感情の起伏の激しい、めんどくさい男の子に過ぎなかったようです。

そのような男の子が、幸か不幸か学術的な仕事にかかわるようになり、
一層、理屈を話す大人になりました。

多分研究職の半数は、ADHDの傾向をもっていると思いますが、
僕の場合は、ちょっとはみ出すと人迷惑な障害のレベルに近づきそうです。

おそらく飲酒者になってしまったのも、このような僕の心理的な性向と無関係ではないような気がします。

断酒者になったことで、少しは引いた視線をもつこともできるようになったのかなぁ。
だとしたら、まだまだ成長の伸びしろがあるんですね、年寄りにも。

もしまだ成長できるのであれば、まだまだ生き延びてやりましょう。
そしてそのためにも、毎度のことですが、

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。