僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

2回目の大学祭

良い天気でした。
アル症・肝硬変にも、おてんとうさまは平等に光をくださいます。
かましくも元気なリスボン、58歳。

本日もリスボンの、今日は日記です・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。


今日は僕の勤めている大学の大学祭でした。

かつてはタレントをメインゲストとして呼んだこともある、本学の大学祭ですが、

ここ15年くらいは、無理をせず身の丈に合ったイベントとして行われています。

学生たちの企画による展覧会とフリーマーケット、そして露店が中心の大学祭、
近所のご家族連れや子どもたちがメインのお客様です。

何かをテーマにして議論を深めるといったこともありません。

しかし、ご近所の皆さんにとっては、1年の中の楽しみのイベントとして定着しているようで、
お客さんの中の家族連れ率、こどもだけ率は、日本でも有数の高さを誇るのではないでしょうか。

今日は大学祭の開催に合わせて、卒業生たちが大学に帰ってくる、ホームカミングデーも開催されました。

現役教員としてはもっとキャリアが長くなってしまった僕は、いわば歴史の生き証人の一人として出席してきました。

第1期生が卒業した20年がたちます。
子連れでの参加も多く、キャンパスがいつもとは違った賑わいに染まりました。

僕は合間、合間を見て、電子ピアノを持ち出し、YouTubeの音源と共演するという、
ストリートライブを3ステージ、行いました。

明日も大学祭が続きます。

さて、かつて飲酒者だった頃の僕にとっての大学祭は、
昼間から酒を飲みながら、卒業生や現役の学生と語り合う、
特別な楽しみの日でした。

しかし断酒ライフに入門してから、当然のことながら、酒を飲むことはなくなりました。

SNSを通じて、僕が断酒者になったことを知っている卒業生は、少なくありません。
その意味では、断酒者としての僕にとって大学祭への参加は、決してつらい経験ではなくなっています。

酒に頼らない飲みニケーション、新たな楽しみです。

さぁ、明日は、重度心身障害者の皆さんを大学祭にお迎えする予定になっています。

どんな珍道中が展開するか、楽しみです。

ということで
皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。