僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

My Favorite Things

アル症と肝硬変、2人3脚になってから2回目の年末を迎えます、リスボン、59歳。

本日もリスボンの、能天気・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。


だいぶ以前にも書きましたが、
僕のミュージシャンとしてのバックグラウンドは、

基本はクラシックです。

そして若いころは、クラシックの観点から、ジャズや、ちょっと音楽的に凝った作りのロックをよく聞いていました。

で、もう一つの僕のバックグラウンドとして、
フォークソングというか、1970年代のいわゆるニューミュージック(照れるぜ、この言い方)も挙げることができます。


高校生の時に、フォークに狂っていた友人から一緒にやらないかと誘われ、バンドを組み、
詩を書き、曲を作り、ギターやピアノを弾いていました。

あの頃作った曲の何曲かは、今でも弾けますし、歌うこともできます。

高校生の頃というのは、今では信じられないのですが、
曲の良しあしはともかく、次から次へと新しい曲を作ることができました。

もちろん、音楽的には、マンネリの塊の部分もあったと思いますが、
でも、1年間で10曲くらいは作っていたんじゃないかな。

今では考えられません、ホンマに。



しかし、65歳の現役引退後のことを考えながら、また曲を作り、歌を歌うことを考えています。


いい歳こいて厚かましいという思いもあります、

でも、人生、もしかしたら60からかも、という思いもあります。

というか、断酒ライフ入門によって命拾いをしましたので、
積極的に生まれ変わることを考えてもいいんじゃないかと思い始めています。

で、新しい曲を作るということも考えないわけではありませんが、
正直、難しいでしょう。


まず、詩が浮かばない。


そこでこの頃考えているのが、

ジャズやポップスのスタンダード曲を日本語のオリジナル歌詞に置き換えて歌うことです。

以前にブログ上で発表し、そして今のブログタイトルでもある、「僕のワンノートサンバ」はその1曲目です。



そして昨晩、思いついたのが、

ジョン・コルトレーンの演奏で多くの音楽ファンにおなじみの、
もともとはミュージカルの名曲であったという、

My Favorite Things 「私のお気に入り」

のリメイクです。

まだ思いついたばかりですので、コンセプト以前の段階ですが、
そこはかとなく断酒ライフの楽しさを織り込んでみたいなと画策しています。

できれば、1月のライブで披露したいものですが、
ま、無理に間に合わせるために言葉を絞り出すよりも、
自然に出てくる言葉を待つことにします。

出来上がりましたら、また発表しますね。



ということでいつものように

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。