僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

全てがガラパゴス?

飲酒歴40年、断酒歴2年と少し、アル症歴?だけど多分、10年以上、不良初期高齢者、リスボン、59歳。

本日もリスボンの、勘違いであってほしい・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。



本日、無事に帰国いたしました。

もっとも飛行機で3時間ちょっと、
もっとハードな国内の移動に比べれば、

「無事に」という副詞は大げさでしょうね。


でも1週間、家を空けることによって、

もしかすると家がなくなっているのではないか、

ま、それは大げさにしても、
家の中に僕の居場所はもうないのではないか、

くらいの不安はあります。

でも、特に歓迎してくれるわけではありませんでしたが、
家族も全員いましたし、
ワン姫も元気でした。


今朝は、7時少し前にホテルを出て空港に向かい、
チェックインを済ませて、10時半のフライトに搭乗しました。

昨年、上海を訪れた時は、
なんぼ、上海が国際都市だとは言っても、
そこは中国、
街中の警察官の多さや、空港の係官の横柄な態度に驚かされましたが、

香港は、やはり長いことイギリスであったことが大きく影響しているのでしょう、
出入国手続きの関係をはじめとして、
国際的な洗練度の高さでは、
やりやすい地域であったといえそうです。

是非とも近いうちに北京を訪ねて、
台北、上海、香港、北京の4大都市の比較から東アジアの大国の現代の様子を抽出する必要がありそうです。



昨日から今日にかけて、
日本の報道は森友問題一色でしたね。

僕は以前からも書いていますように、
あのポチ総理が死ぬほど嫌いです。
ですので、ようやく社会の中でまともなベクトルが動き出したなと思っています。


そんな時期に香港を見てきたことも関係していると思いますが、

僕は本気でこの国はだめだと思っています。


何がダメかというと、

ホンマに駄目になってきていることを多くの人が無視している点です。

多分ほとんどの人は、
日本が世界の中で発言を失いつつあることを気が付いていると思います。


経済的には、日本はもう世界のトップを走ってはいません。

国際政治の面でいえば、
あのウルトラ・アンポンタン大統領の尻を追いかけることしかできないこの極東の情けない国の情けないリーダーの言うことには、
世界の誰も耳を傾けません。

学問の世界では、
日本の優秀な頭脳は、
不毛な書類づくりや、不十分な義務教育のしりぬぐいに追いかけられて、
大事な研究活動にエネルギーを向けることができなくなっていますので、
こちらも世界から全く注目されません。


唯一、日本が世界の中で認めてもらえているのは、
アニメ・オタク文化の分野だけでしょうね。

でもここもそのうち、中国の若者に絶対に追い越されるでしょう。


みんなはっきりと感じているはずです。
僕たちの国がエネルギーを失っていることを。

そしてエネルギーがないにもかかわらず、
無駄なプライドだけが残っていることを。



なぜか帰りの飛行機の中で、

日本は勝手にガラパゴスの道を選んでいるんじゃないか、
しかもこのガラパゴスには滅びの未来しか待っていないんじゃないか、

そんなことばかり考えてしまいました。



僕は、若者たちを焚きつけ続けます。

僕たち年寄りにできることは、
若者の怒りを誘うことです。
相手を怒らせるためには、こちらも本気で立ち向かわなければなりません。

僕の残された時間は、あえて若者に嫌われることかもしれません。

嫌われ、相手を怒らせるためには、元気が必要です。


そのためにもいつものように

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。