僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

多分、すごかった僕の肝君

飲酒歴40年、断酒歴2年と6か月、不良初期高齢者、リスボン、59歳。

本日もリスボンの、今日も振り返り・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。



通常とはコースの違う台風が今、接近中です。

ここ、大津市北部では、雨はまだ降っていませんが、
風が台風らしい強さになってきました。

今晩、僕たちが眠っている間に通過してしまうことを願うばかりです。



油断は禁物ですが、
おかげさまで断酒生活、安定期に入ったようです。

再飲酒欲求はほぼありません。

テレビCM等の、ビール・アンド・焼肉攻撃にも、ほとんどひるむことはなくなりました。

あれはビールが美味いんじゃなくて、
ビールは脱水作用があるから、次から次へ飲めるだけの話で、

水分の摂取という観点からは、
己の肉体を単なる通過パイプに変えているだけだし、

栄養の摂取という観点からは、
余分なカロリーと薬害物質をせっせと取り入れているだけなんです。


こんな風に意識を変えることができた今、
飲酒者であった頃の僕の飲酒という行動を振り返ってみると、


まず、われながら驚かされるのは、
一日当たりの摂取量でした。


もちろん、断酒村の諸先輩の中には、
飲酒者であった頃の摂取量が、ホンマに半端なかった人も少なくありません。

僕なんか、かわいいほうかもしれませんが、

でも、毎日、かなりたっぷりいただいていました。


飲酒者としての僕の最晩年の飲酒量は、

40度の麦焼酎を、1日、5合、欠かさずいただいていました。



で今更思うのですが、

僕の肝臓君はホンマに強く耐え忍んでくれたものだと感心します。


もちろん最後は、沈黙の強者、肝君も音を上げまして、
黄疸、羽ばたき振顫、腹水、肌色の変化等の、深刻な症状が現れ、
強制入院となりました。



でも、ホンマに、40年間の無茶な飲酒に耐えてくれたものだと思います。

肝硬変に至りましたので、僕の肝臓は不可逆的な状態に落ち着きました。

幸いなことに、アルコール以外は、摂取制限はありませんので、
食事を楽しく楽しめています。



ホンマに、ホンマに、お疲れさまでした、僕のマイティ―肝君。


少し遅かったけれど、これからは大事に使わせていただきます。


肝君を大事にするためにもいつものように

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。