僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

少しづつわくわく

飲酒歴40年、断酒歴2年と6か月、不良初期高齢者、リスボン、59歳。

本日もリスボンの、勝手にわくわく・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。


特に変化のない毎日。

というか、家族の中での孤立をいやがうえにも確認させられる毎日。


ADHD気質丸出し人間としましては、
あまり精神的に健康ではない日々を送っています。


ま、自業自得というやつですから、
文句を言っても仕方がないんですけどね。



そうはいっても、少しずつですが、

お盆休みモードから仕事モードへ移行しつつあります。


今日も昼から、
今年からお付き合いをしている知的障害者の通所施設に行き、

アートワークショップを指導してきました。

ひと月に一度しか訪問しませんが、
それでも、利用者のみんなには僕の顔を覚えてもらえてきたようで、
皆さん、それぞれのあいさつで僕を迎えてくれます。


来週の火曜日には、
守山市で児童を対象とした紙コップ積み上げアート・ワークショップの指導を行うことになっています。


そして木曜日には、北京に旅立ちます。


今、なぜ北京を訪れるのか。

幾つか理由があります。


一番大きな理由は、

僕たちが東アジア人であり、
どれだけ否定しようにも僕たちの精神的な柱には、
東アジアの文化的なDNAが受けつがれていることは間違いない。

そして、
アートを中心とした文化を研究するものとして、

あるいは、
人生の半ばでアルコール依存症を患ってしまった者として、

僕たちの精神の奥底にあるに違いないベーシックビートの総本家としての中国、
そしてその中国の中心都市である北京、


生きている間に僕自身の目で、
アジア文化の本家本元、総家元を確かめることにあります。


4年前に台北
2年前には上海、
今年は香港、
と少しずつ本家に近づいてきました。


気合いを入れて勉強してきます。


正直なことを書きますと、
北京を訪れることを決心するまで、逡巡しました。

やはり中華人民共和国
様ざまなアーティストの例を出すまでもなく、
人権尊重の観点からは問題のある社会でしょう。

そして僕自身の少しばかりめんどくさい来歴(北朝鮮、韓国、そして日本と国籍を2回、変更してきました)を考えると、
不安も少し感じます。


でもそれと同時に、
北京での訪問先のリストアップ作業を続けていく中で、

西洋の街とは違った形だとは思いますが、

伝統と現在、そして未来が共存する巨大都市としての北京に対して、

ワクワクする気持ちも沸いてきました。


空港から地下鉄、
そしてホテルへのチェックインと、

まずは入国直後の移動や行動をシミュレーションしながら、
細かいスケジュールを考えていくことにします。


ネット環境が許せば、
北京からもブログの発信を続けます。


もう少し、わくわくの日々を送ることにします。

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。