僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

目覚め モーツアルト デュオ

飲酒歴40年、断酒歴2年と9か月、不良初期高齢者、リスボン、還暦まであと4日。

本日もリスボンの、よろず・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。


まず一つ目。

今朝の目覚めですが、
目覚ましもかけずに6時半まで眠っていました。

ちなみに昨晩、床に入ったのは11時前ですから、
ほぼ、7時間半、ぐっすり眠っていたことになります。

多くの皆さんにとって朝の6時半というのは、十分に早起きだと思いますが、
こちとら、立派な還暦前の初期高齢者、
普段の朝はもっと早いんです、ホンマに。

下手すると4時半にくっきり目が覚めますがな。

ですので、6時半というのは、僕にとっては久々のお寝坊さんです。


さすがにハードスケジュールが続いたので、

ぐぉーっと寝てしまったようで、それはそれで気持ちの良いことでした。


午前中はさらに疲れを取るためにのんびり過ごしました。



二つ目。

夜はライブの予定が入っていましたが、
昼過ぎから草津イオンモールに出かけました。

特に目的はありませんが、
人並みに休日っぽい雰囲気を味わいたかったのかもしれません。

いつものように何も買わずにウィンドウショッピング?を楽しんだ後、
モール内のベンチに座って、アイポッドアイタッチ初期モデル)を取り出し、
モーツアルトの41番のシンフォニーを聴きました。

モール内を行きかう家族連れやペアを眺めながら、
遮音性の高いイヤフォンで音楽を聴くのも、なかなかの異次元体験です。

で、改めてモーツアルトですが、

やっぱ、こいつ、とんでもない天才です。

(って凡人の僕がえらそうに言うことではないのですが)

モーツアルトの41番は、終楽章にバッハを思わせるようなフーガを中心とした対位法がふんだんに盛り込まれていますが、
その旋律がいくつもずれながら重ね合わせられて作られる、音の小宇宙、

ホンマの天才だけが創造できる、神をも畏れぬ所業です。

モーツアルトって早死にしたんですよね、
もっと生きていたらどうなっていたやろう。



三つ目。

夜は毎度の京都は伏見のアンソニア・カフェさんで、
サックスのT君とデュオ・ライブ。


T君は、クラシックの基礎もしっかり押さえたサックスプレイヤーですが、

下手にジャズばかりに染まっていないところが気に入っています。


ジャズがうまく、ジャズしかできないミュージシャンは、

ややこしいことを言いますが、
自由な音楽であるはずのジャズを不自由に演奏します。

不自由な自由さは、自由でもないし、創造的でもありません。


T君は、ジャズサックスプレイヤーとしては不器用なのですが、
クラシックの基礎ができていますので、
無理にジャズっぽいフレーズで埋めなくとも、
充分に充実した音空間を作ってくれます。


たぶん僕も、ジャズピアニストっぽくないジャズピアニストだと思いますが、
ま、その辺が妙に演奏上の気が合うのでしょう。

彼とは今後もいろんなところで演奏してみたいものです。




しばらくライブ演奏はありません。

今度の土日は、学会に行きます。


ライブの予定は3週間先までありませんが、
練習はしっかりやりますよ。

それからアート関係の仕事もしっかりやります。

もうすぐ還暦ですが、
老いてますます、はた迷惑。

楽しみます。

そこでいつものように

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。