飲酒歴40年、断酒歴2年と10か月、不良初期高齢者、リスボン、60歳。
本日もリスボンの、はた迷惑にも前向きです・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。
以前にも書いたことがありますが、
僕のアル症と肝臓病には、
ある意味で幸福な結びつきがあります。
僕のアル症と肝臓病には、
ある意味で幸福な結びつきがあります。
アルコール依存症は不治の病ですが、
断酒さえ継続すれば、
健康的な生活を送ることができます。
健康的な生活を送ることができます。
一方、肝臓病ですが、
僕のように不可逆的な段階まで肝硬変が進んでしまっている場合、
こちらも治療の施しようがありませんが、
僕のように不可逆的な段階まで肝硬変が進んでしまっている場合、
こちらも治療の施しようがありませんが、
こちらも同じく、
断酒の継続によって、低空飛行ではありますが、
現状維持は可能です。
断酒の継続によって、低空飛行ではありますが、
現状維持は可能です。
仮に僕の肝臓病がそれほど進行していなかったとしたら、
僕の断酒ライフの継続は、少しばかり困難度が高くなっていたでしょう。
僕の断酒ライフの継続は、少しばかり困難度が高くなっていたでしょう。
今の僕は、
うっかり酒を飲んでしまえば、
習慣飲酒がすぐに復活し、
しかも徐々に、というかたぶん急激に、
昼酒、そして朝酒につながり、
いわゆるアル中生活に戻ってしまうことでしょう。
習慣飲酒がすぐに復活し、
しかも徐々に、というかたぶん急激に、
昼酒、そして朝酒につながり、
いわゆるアル中生活に戻ってしまうことでしょう。
そしてさらに具合の悪いことに、
肝臓の状態も、かつてよりも悲惨な病状にあっさりと移行するはずです。
肝臓の状態も、かつてよりも悲惨な病状にあっさりと移行するはずです。
今の僕にとって一度のスリップは、
心身ともに簡単に危機的な状況を呼び起こすことになるのです。
つまり僕は、脳と肝臓を同時に患っていることによって、
一方だけが危険にさらされることはなく、
常に両方が危機的状況に至ってしまうわけで、
さすがにこの状況では、常にどちらかのブレーキがかかります。
一方だけが危険にさらされることはなく、
常に両方が危機的状況に至ってしまうわけで、
さすがにこの状況では、常にどちらかのブレーキがかかります。
スリップの危険度がかなり緩和されているんですよね。
つまりラッキーなんです、スンマセン。
そしてもう一つ、ラッキーがありまして、
それは食生活の変化と相対的な経済上の困窮が同時に訪れたことです。
断酒ライフに入門し、
そして恐らくは肝臓を患ったがゆえに、
過度の油脂分や塩分を遠ざけるようになりました。
過度の油脂分や塩分を遠ざけるようになりました。
普段の食事は、
ごくごく当たり前のものがとても美味しく感じられます。
ごくごく当たり前のものがとても美味しく感じられます。
贅をこらしたものを食べたいとは全く思わなくなりました。
断酒ライフに入門してから、
上海、ドイツ、イタリア、香港、北京と出張に行きましたが、
どこでも、現地の安い食堂での食事を楽しみました。
国内の出張の際にも、
スーパーマーケットを探してごく普通の弁当を買ったりしていますし、
スーパーマーケットを探してごく普通の弁当を買ったりしていますし、
何といっても僕の旅先での食事の楽しみは、
ビュッフェ・スタイルの朝食です。
ビュッフェ・スタイルの朝食です。
そしてどこでも、
野菜料理をたっぷり盛りつけ、
最後にコーヒーとケーキで仕上げるという贅沢を楽しんできました。
野菜料理をたっぷり盛りつけ、
最後にコーヒーとケーキで仕上げるという贅沢を楽しんできました。
僕は出張の際のホテル選びには、朝食のビュッフェの質を重視します。
朝食を充実させることで、
体にもいいし、
お財布にも優しいのです。
体にもいいし、
お財布にも優しいのです。
貧乏と粗食グルメが同時にやってきました。
これも僕のラッキーの一つでしょう。
こんなにラッキーでいいんでしょうか、いいんです。
しっかり幸運のメリットを生かして、
二回り目の還暦を目指します?
二回り目の還暦を目指します?
ということでいつものように