僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

女子のコミュ力

飲酒歴40年、断酒歴2年と10か月、不良初期高齢者、リスボン、60歳。

本日もリスボンの、教育の現場から・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。


いよいよ、本格的な冬になったようです。

今年は暖冬ということですが、
しかし、あの雪というやつ、

暖冬であろうが、降るときは降り、積もるときは積もるんです。

今朝、倅を駅まで送っていった時の比良山、

頂上から半分以上が雪化粧をしていました。

雪の季節がやってきましたので、

まず、パートナーの車のタイヤを履き替えました。



11月から結構、忙しいスケジュールをこなしてきましたので、
今日は昼からはのんびり過ごしました。



最近、医学部の入学試験に伴う、判定の歪みが指摘されています。

神戸大学のような国立大学でも採点に手を加える不正が行われていたようです。


そして特に問題視されているのが、

女子受験生に対する減点処置です。


順天堂大学の会見では、

18歳あたりの若者の場合、女子受験生のコミュニケーション能力が高いため、
将来の伸びしろを考慮して、男子現役受験生に対して有利になるような採点基準を設けていたということです。


大学に30年近く勤めてきた経験から、うまくまとめられるかどうかは不安ですが、コメントします。


僕の勤めている大学は美大ですので、
入学試験においては、一般的な学力とは異なる物差しが重要になります。

基本的には造形的な能力や経験を第一に判断するのですが、

いくつかの入試においては、
面接を通して、志望動機の確かさや適格性を判断します。

そして確かに、
面接試験では、
女子受験生のほうが、相対的に優秀な成績を収めることが多いです。

僕もこの経験から、
大学受験適齢期の若者たちの間では、
女子学生の方が総合的な力は高い傾向があると感じてきました。


しかしここで、
僕の若いころを考えてみると、
果たして女子学生と男子学生の間にそのような能力差があったかどうか、

どうもピンときません。


美大のように一般的な学力があまり重要でないような試験では、
女子学生の方が向いているのか、

それとも最近の男子高校生は、そもそもだらしがないのか、

はたまた、医学部を受験する学力の高い女子学生は、
人間的な総合力も高いのか。


いったいどのあたりが一番、的を射ているんでしょうか。


ちょっとわからなくなりました。


ただ今日、NHKのニュースで紹介されていた、

「無意識の偏見」というやつが重要な働きをしているのかもしれません。


でもよくわからないというのが正直なところです。

僕の勤めている大学でも、

男子であろうと女子であろうと、
いわゆるコミュ力の高い学生は高いですし、

女子学生の中にも自らの腐女子ワールドにこもってしまう子もいます。


全然、結論も、感想もまとまりませんが、

また考えてみます。


中途半端ですが気合だけはいつものように

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。