僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

少しだけ暖かい日

飲酒歴40年、断酒歴2年と11か月、不良初期高齢者、リスボン、60歳。

本日もリスボンの、今日は季節だより・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。


タイトルにも書きましたように、
今日(1月13日)は、陽もさして少しだけ暖かい日でした。


僕も今日は世間並みに、
朝のスケジュールはのんびりとしていましたので、

少しばかりさぼっていたワン姫様とのお散歩、

フルコースで歩いてきました。

フルコースといっても、家のある集落を一周、
約、1.2キロの道のり、だいたい18分くらいです、所要時間は。



でも今日のように少しだけ暖かい日は、
まだ本番ではないにしても、
春の訪れを予感させ、楽しませてくれます。


僕たちの散歩コースからは、
山の頂あたりには雪が見えるのですが、

反対側の琵琶湖の湖面には、少しだけ柔らかい光がありました。



クラシックの名曲の中には、
春の訪れをテーマにしたものもあります。


有名どころでは、
ヴィヴァルディの四季の第1曲、「春」ですね。

鳥のさえずりや小川のせせらぎを描写した楽し気な曲です。


また全く違う趣の曲としては、

ストラヴィンスキーの初期の傑作、「春の祭典」。

シベリアの大地に訪れた春に対して、
先祖の霊を呼び出して大地の踊りで答え、

さらに若い乙女を一人、犠牲に捧げることで、
その訪れに感謝する、


テーマとしてはおどろおどろしく、残酷でもあり、
そして曲もオーケストラの不協和音と複雑なリズムに彩られた、
激しい表情を見せます。



ヴィヴァルディとストラヴィンスキー
17世紀と20世紀、
イタリアとロシア、

まったく異なる響きで、
でもどちらも春の訪れに感謝する曲です。


ワン姫様と歩きながら、
何故かこの2曲が交代しながら僕の頭の中でなり続けました。


早くホンマの春になってほしいもんです。


断酒ライフとともに迎える3回目の春がもうすぐそこまで来ていることを願います。


皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Wihtout Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。