僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

やっぱ薬物です。

飲酒歴40年、断酒歴3年と1か月、不良初期高齢者、リスボン、60歳。

本日もリスボンの、原点に帰りましょう・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。


今日、仕事の合間に、

もとい、仕事のフリをしている合間に、

断酒ブログ村の皆さんのブログを読みました。


ベテランの方々、

最近、断酒ライフに入門された方々、

それぞれに興味深いことについて、
書いてらっしゃいます。


いろいろなご報告がある中で、
僕の気持ちに一番刺さってくるのは、

飲酒のもたらす悲惨な側面に関するお話です。


飲酒者時代の問題行動を振り返られたお話もずっしりと響きますが、


今日、一番、ドスンときたのは、

再飲酒欲求がありながらも、

再飲酒がとてつもない内臓の苦痛を呼び起こすことが確実に予想できるがゆえに、
克服できたというお話でした。


飲酒に起因する問題行動は、多くの場合、
社会的な側面が強いので、

社会環境因子や人間関係によってよくも悪くもなります。


しかし飲酒に起因する病的な健康被害は、
生理的な苦痛ですので、
防ぎようがありません。


つまり僕たち、アル症者は、

ひとたびアルコールを体内に取り入れれば、
必ずや、
連続飲酒をはじめとする社会的な問題行動を引き起こすのみならず、

人によってはまさに生き地獄といってもよいような健康被害を招来することが確実な人種です。


僕たちにとってアルコールは、間違いなく危険な薬物です。

というよりも、危険な薬物以外の何物でもありません。


そして僕たちが時に声をあげなければならないのは、

そのような薬物としてのアルコールの危険性は、

全ての人びとに対して潜在的な暴力的可能性をもっているという、
まぎれもない事実についてです。


この事実は、
しかし、僕たちしか実感できません。

せいぜいのところ、
精神科や消化器内科のお医者さんの一部が知識として認識するにとどまるでしょう。


僕たちは生き証人です。

生き証人である以上、
そう簡単に、こんな薬物で死ぬわけにはいかないのです。


いつもの気合を述べます。


皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。