僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

ボーン・トゥー・ビー・ワー

飲酒歴40年、断酒歴3年と5か月、不良初期高齢者、リスボン、60歳。

本日もリスボンの、温故知新・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。


まずは月例報告です。

本日をもちまして、断酒継続期間、3年と5か月を達成しました。

再飲酒欲求はほぼゼロ、
酒売り場に立ち入ることも問題なし、
一応、安定しています。

ただ、泡が立つ奴のテレビCMだけは、ちょっと刺激がきついかな、今でも。
何しろ料理が美味そうに見えるのよ、
特にBBQ等の夏真っ盛りの食い物が引き立ちますからなぁ。

でも、我慢できねぇ~ってことは全くありません。

とにかく、断酒ライフ、継続あるのみです。


ところで今日のタイトルですが、
何のことかお分かりになりますか。


これはある有名なポっプスナンバーのリフの部分です。
そして有名な映画の挿入曲でもあります。


そう、60年代・カウンターカルチャーの象徴ともいうべき映画、
二人の若者が、チョッパ―ハンドルのハーレーでアメリカを自由に旅しながら、
最後には農業従事者の銃弾に倒れ、あっさり死んでしまう、「イージーライダー」。

そしてその中の挿入曲、
「ワイルドでいこう」Born to be wild の印象的なリフレイン。


今日のライブでやってみました。

僕たちの編成は、
僕のピアノとヴォーカル、
そして相方のT君のサックス、
それだけです。

普通の感覚では、
60年代の8ビートが貫く、まさに王道ロックともいうべきこの曲を、
サックスとピアノのデュオでやらかそうとは思いません。

ましてや、ジャズのアレンジを施すなぞ、到底、あり得ない話です。


しかし、そのあり得ないことに挑戦してみました。


ジャズとして演奏するために、
原曲の8ビートを、ミディアム・ファーストの4ビートに、
ロックぽいコード進行を、ジャズのモード奏法に置き換えました。


いつものように、ぶっつけ本番。

でもなかなか、おもしろい演奏になりました。
しっかりとレパートリーに入れていきます。


ロックのクラシックともいうべき名曲にジャズの命を吹き込む、

60代の僕に課せられた?課題だと思っています。

まだまだ挑戦していきます。



ですので

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。