僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

蚊帳の外

飲酒歴40年、断酒歴3年と5か月、不良初期高齢者、リスボン、60歳。

本日もリスボンの、今日はワールドネタです・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。


今日(6月30日)のアメリカの変な髪型のおじさんの行動には、
世界中が驚かされました。

まさか、G20の終わった翌日に板門店を訪れ、
北朝鮮の歩く究極の生活習慣病と会うとは。


出口戦略や理論的な裏付けよりも、
その場の思い付きで行動する、変な髪型のおじさん。

今日のおじさんの行動がどんな意味をもち、
どんな結果をもたらすのかは、
予断を許しませんし、
全く予想もつきません。


しかしその軽率のそしりも免れない行動力は、
もしかすると、評価すべきかもしれません。


そして変な髪型のおじさんにいつもしっぽを振ってきた、
歴史に必ずや悪名を残すわれらが屈辱的総理、ポチ・シンゾー・アベ、

しっかりと蚊帳の外でした。

ムン・ジェインさんですら、
非常に影が薄いとはいえ、
現場にいたのにね。


しかもポチ、
あまり報道されてませんが、


G20の夕食会の中で、
自らの愚かさと人間性の乏しさをさらけだす、
恥知らずな発言を繰り出していました。

曰く、
大阪城を再現する際にエレベーターを設置するミスを犯してしまった、と。


もちろんこの発言がたとえジョークとはいえ、
社会全体のバリアフリーの推進に逆行する愚かな見解の表明であることは、
論を俟ちません。


この発言が、
車いす使用者に対する排他性を容認するのみならず、
高齢者に対する敬意という、
洋の東西を問わず人間が尊ぶべき道徳的規範を踏み外していることは間違いありません。


パリの凱旋門にもエレベーターは設置されていましたよ。


道徳心のかけらもない総理大臣が君臨し、
しかも支持者も少なくないというこの国、

このままでは、滅びます。


僕はあと60年、生きる予定ですので、
是非とも若い衆に頑張ってもらって、
この危機を脱してもらいたいと願います。

そしてそのために、僕は僕の社会的な立場を利用して、
アジります。

扇動するという意味ではなく、
正しい判断を下すために冷静に考えなければならないと訴え続けます。

そして僕もしっかりと生き続けます、絶望せずに。


皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで、
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。