僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

仲間がいること

飲酒歴40年、断酒歴3年と7ヶ月、不良初期高齢者、リスボン、60歳。

本日もリスボンの、改めて確認・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

北京滞在も四日目、

足を使っての調査?活動も三日目。

今日は、近代中国の残したもの、

モダン中国の残したもの、

そして最先端中国の一面を示すものと、

3箇所を訪ねてきました。

今日は、その移動の途中で見かけた、

楽しい光景について書きます。

 

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楽しそうなオバちゃんたち

今日はとても天気が良かったのですが、

移動の途中の公園で、

ご覧のように、羽根突きの羽根のようなもので、

蹴鞠(蹴羽根)?を楽しんでいる、妙齢のご婦人がたを見かけました。

オバちゃんたち、競技に夢中になったり、

途中、おしゃべりに夢中になったり、

それは楽しそうにしてました。

 

で、ふと思ったのです。

会社人間として頑張り、定年を迎えた男性の中には、

定年後にすることがなく、家庭内大型ゴミと化し、

やがては昼酒から朝酒に進捗し、

悲惨なアル症人生を迎える人が少なくないそうです。

 

そのようなオジさんたちは、

仕事以外にアイデンティティーの拠り所を持てなかったが故に、

定年後は体のいい廃人状態に陥ってしまったのでしょう。

 

今日、見かけた、北京のセパタクローオバちゃんたちとは、

えらい違いです。

仕事以外に仲間がいなかったことが、

オジさんたちを悲劇に突き落としたとも言えるでしょう。

 

僕には音楽があります。

音楽のおかげで、

アル症+肝硬変という廃人化まっしぐらのルートから帰ってくることができました。

 

そしてさらに思ったのですが、

僕たち、断酒ライフ・ブロガーは、

電磁的仮想空間とはいえ、断酒ライフを継続させる、

その中に意味や楽しみを見つけると言った共通の意識をもった、

仲間同士でもあるわけです。

 

逆説的に響くかもしれませんが、

アル症故に断酒ライフに入門し、

そして断酒ライフのおかげでともに生きる仲間を見つけることができました。

つまり僕たちは、アル症故にアル症から自由になる生き方を見つけたのです。

 

ほんまに、断酒ライフ、万歳です。

 

中国の人生のマスターたちは、ご機嫌でお達者です。

僕たちも負けるわけにはいきません。

ですのでいつもの気合いです。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで、

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。