僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

昭和を見つけてきました

飲酒歴40年、断酒歴3年と7か月、不良初期高齢者、リスボン、60歳。

本日もリスボンの、ちょっと郷愁・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日はちょっと変わった一日を過ごしました。

倅の引っ越しを手伝っただけなのですが、

まず、大学1年生の倅の元住居に行くために、

倅の推奨する、新しい行き方を試しました。

JRで桂川口まで行き、

そこから桂川イオンモールを歩いて経由して、

阪急洛西口に行き、

そしてさらに阪急京都線、大阪地下鉄堺筋線

そして御堂筋線を経由して、中百舌鳥まで向かいました。

この中で、JRから阪急に乗り換えるためにイオンモールを歩いたというのが、

なかなか新鮮な感じでしたね。

JRの桂川駅、阪急の洛西口の駅、そして桂川イオンモールはどれも、

ここ、10年ほどの新規開設施設ですが、

見事に3者ともに、ウィンウィンウィンの関係を決めていましたね。

 

そして中百舌鳥でトラックを借り、倅の荷物の移動に取り掛かりましたが、

2つ目の新しい経験は、彼の引っ越し先の周囲の環境でした。

中百舌鳥駅の周辺は、

いわば典型的な郊外型ロードサイド商業施設の見本市のような状況で、

便利なのですが、街としての面白みは全くありません。

しかし倅の引っ越し先である堺市深井地区は、

昭和の頃の街並みが残っており、

なかなかの風情でした。

例えば、営業しているかどうかは不明でしたが、銭湯がありましたし、

恐らくは昭和40年代に建てられたと思われる、

小さな疑似洋風建築が残っていたり。

 

わざわざ再び訪れることもないとは思いますが、

平成が終わったのちも昭和がしっかり生き残っていたこと、

同じく20世紀の遺物(汚物?)としてはうれしい事でした。

カメラを持ってなかったのが、少しばかり、後悔。

 

やっぱり僕たち、20世紀の、そして昭和の残存兵は、死んではなりませぬ。

ですのでいつものように。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。