僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

コロッセオの再現か

飲酒歴40年、断酒歴3年と8か月、不良初期高齢者、リスボン、60歳。

本日もリスボンの、ヒトは自己チュウゆえに滅びる・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

世界陸上のマラソンおよび競歩、ドーハ大会で、とんでもない結果が出たようです。

出走選手のうち4割が、途中棄権。

原因はもちろん、暑さです。

日中の暑さを避けるために夜中の開催だったようですが、

それでも選手にとっては殺人的なコンディションだったようです。

 

さて、東京ですよ、東京。

来年のオリンピック、そしてパラリンピックも、

ドーハほどではないにしても、マラソン競歩といった体力の限界に挑戦するかのような長距離、長時間種目、

相当な肉体的、そして精神的な負担を選手に強いることになるに違いありません。

 

来年の夏の東京の気温が今年より下がる可能性は、

あまりないでしょう。

むしろ加速する地球温暖化の中で一層、過酷な状況になっていると思います。

 

これは下手をすると、競技中に命を落とす選手が出てきますよ、きっと。

特に不思議な義理人情に縛られ、

矛盾に満ちた同調圧力にならされてきた東アジアの選手たち、

自分の生命の危険よりも、国の名誉という不思議なもののために無理を通してしまうかもしれません。

 

そして一番、あほらしいのは、なぜ屋外競技にふさわしくない時期にオリンピックを開催するのかというと、

他の花形スポーツの集客力とのバッティングを避け、

確実に収益を上げるためという、

よく言えば、経済効果を第一に考える、

悪く言えば、ジェニ儲けに走ろうというIOCの思惑ゆえだそうです。

 

IOCはお金のために、

人が死ぬ可能性があるショーを公然と続けようとしています。

剣士同士の殺し合い、あるいは剣士と猛獣の殺し合いを鑑賞していた、ローマのくそ貴族どもと全く変わりがありません。

いや、そもそもの目的が銭儲けですから、もっとひどい話ですよね。

 

この地球という星に君臨したヒトという愚かな生き物は、

自らが作り出した幻のような価値観故に滅びることになるようです。

 

僕たち断酒者は、

その滅びの過程の中でクールにクリアーに、そしてクレバーに生き残り、

歴史の証人になりましょう。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。