僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

赤ちゃんを抱っこ

飲酒歴40年、断酒歴3年と8か月、不良初期高齢者、リスボン、60歳。

本日もリスボンの、フェミニズム・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日は早朝から学生たちの学外活動のサポートに出かけました。

「アートにどぼん」という、滋賀県が展開しているこどもを対象とした、

文化イベントの一部です。

今回の僕の役割は、ホンマに裏方さんとしてのサポートです。

学生たちの、自分たちの企画で「アートにどぼん」に参加したいという話を聞き、

一応、表向きはアドバイザー、

その実態は、運転手兼肉体労働者として、働いてきました。

 

今日の学生たちの企みは、

巨大なキャンヴァスを用意し、そこにこどもたちに絵を描いてもらったり、

コラージュを展開してもらったりすることで、

大きな作品を共同制作しようというものでした。

 

3回行ったワークショップは幸いなことに各回、満員御礼状態。

で僕も、あまりでしゃばることなく、お手伝いしました。

 

2回目のワークショップの時でした。

こどもさんを3人連れたヤングお母さん、

しかも一人のおこさんはまだ赤ちゃんのようで、

抱っこしたままで参加してくれました。

そのご家族の近くに座ると、

なぜか抱っこされていた赤ちゃんが僕の方に手を伸ばしてきました。

そこでしばらく赤ちゃんをお預かりし、

少しでもヤングお母さんに抱っこエクササイズからエスケープしてもらいました。

 

約、18年ぶりの、赤ちゃん抱っこです。

最初のうちは、赤ちゃんもなついてくれていたので、

それほど苦には感じませんでしたが、

徐々に赤ちゃんの重さがズシリと腕にかかってきます。

泣いてはいませんでしたが、まるで子泣きじじぃのように重さが効いてきました。

 

30分ほどお預かりし、ずーっと抱っこしていましたが、

さすがに疲れを感じてきました。

お母さんというプロフェッショナル、

あらためてその仕事のタフさに恐れ入りました。

お出かけの際は、ほぼ一日中、こどもの体重を支え続けるお母さんたち、

ホンマに頭が下がります。

これから先、こんな機会はそうはないとは思いますが、

チャンスがあれば、こどもたちの重さを感じ、

そして女性の偉大さを感じていきたいと思います。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。