僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

明日はダブルヘッダー

飲酒歴40年、断酒歴3年と9か月、不良初期高齢者、リスボン、60歳。

本日もリスボンの、芸能の秋・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

明日(11月3日)は文化の日

晴天の特異日としても知られ、

あちこちで様ざまなイベントが開催される日です。

また芸術の秋の、ほぼ、まん真ん中ということもあり、

僕たち、アート関係者にとっては、毎年、いくつものイベントが重なり、

半年ほど前からブッキングに悩む日でもあります。

 

今年の僕は、このブッキングに関しては、少しわがままを主張しました。

ほぼ毎年参加していた、福祉関係のお祭りへの参加依頼を断腸の思いでお断りし、

昼間と夕方、

それぞれ場所とイベントは異なりますが、

ミュージシャンとしての活動に充てることにしました。

もちろんここには、

定年後にミュージシャンとしての活動を増やしていきたいという思惑が絡んでいます。

 

昼間は、12時から「小野妹子祭り」という地域イベントのステージで、

2時間ほど、演奏します。

夕方は、勤め先近くのライブハウスで、4時半から、

こちらも2時間ほど、演奏する予定です。

 

メンバーは今回が初めての組み合わせになるクァルテット、

もちろん、練習はおろか、顔合わせすらもしていません。

でも、そこは、ジャズ、

むしろ、初めての顔合わせの方が、適度な緊張感が保てて、

いいパフォーマンスになると思います。

 

1日、合計約4時間の人前での演奏、

もちろん、むっちゃくちゃきついですよ。

でも、1度、疲れのピークを感じ、それを過ぎると、

ジョギングでよく言われる、ランナーズハイに近い状態になります。

頭は疲れを自覚しながらも、

指は自分でも信じられないような滑らかな動きを見せ、

そして何かに操られているかのように、

次から次へと新しいフレーズが編み出されてくるのです。

 

明日、そのような状態、ピアニストハイが訪れるかどうかは、

もちろん、分かりません。

でも、新鮮な顔合わせと、

きっと楽しんでくれるであろう、聴衆の皆さんの力を借りて、

一瞬でもいいから、ジャズの神様に会えたらいいなとワクワクしています。

 

許しがたいほど前向きですが、お許しください。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。