僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

立体は疲れます

飲酒歴40年、断酒歴3年と10か月、不良初期高齢者、リスボン、61歳。

本日もリスボンの、今日の疲労・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日は割とまじめな仕事レポートです。

 

3年前から、滋賀県の障害者を対象とした美術公募展の、

展示計画および実施の責任者を引き受けています。

主催は県の障害福祉課、

ならびに手をつなぐ育成会という障害者の家族の会です。

報酬はゼロ、実働時間は、現場で総計、約30時間、

準備等のための現場外労働が約5時間。

通常のビジネスとしては全く成立していません。

 

ただしこの辺りが大学教員という職業の特殊なところで、

この仕事に関して僕は大学からの業務命令は受けていませんが、

大学には出張届を提出しています。

大学教員の職務の一つとしての研究活動に相当します。

 

そしてもう1点、僕自身の動きのアシスタントの意味も兼ねて、

この仕事に関心をもっている学生を同行させ、業務を手伝わせています。

彼女たちに学習に有効な経験の機会を提供することで教師としての役割を果たしつつ、

彼女たちには主催者からいわゆるアルバイトとしての報酬が支払われます。

 

研究業務ならびに教育業務としての意義を認めてもらっていますので、

無報酬ですが、研究ならびに社会貢献活動として、僕にとっても極めて重要な意味をもっています。

 

今日はその展覧会の搬入および展示の最終仕上げを行ってきました。

現場での僕は、展示計画の大きな考え方を設定し、

できる限り学生諸君の自発的な提案に任せるようにしています。

彼女たちは、出展作品一つ一つの魅力を最大限に引き出すべく、創意をこらします。

 

壁面に展示する、いわゆる絵画を中心とした平面作品は、彼女たちに任せることでほぼ展示計画が完成しますが、

結構面倒なのが、立体的な作品です。

我が滋賀県は、信楽があることもあって、陶芸が盛んであり、

多くの障害者の皆さんも焼き物に取り組んでいます。

また木彫り等の独自の技法に取り組む方もあり、

入選した立体作品群は、大きさや技法、そして表現内容においても、多様を極めます。

そして僕は、この多様な作品群をできる限り同じ平面上で展示したいと考えています。

一つ一つの作品も充分に魅力的なのですが、

多様な作品がある程度の感覚を取りながらも、一か所にひしめき合うことで、

ある種のシナジー効果が発揮されることを期待しています。

 

しかしこの並べ方が、とてつもなく、難しい。

基本的な方法論がそもそもありませんし、

出品作、即ち入賞作の性格も毎年、変わります。

こればかりは極めて非効率的ですが、

作品を全部、仮置きをして、あぁでもないこうでもないとぶつぶつ言いながら、

作品のおき方を試して答えを求めるしかないようです。

 

今日は壁面作業の進行を横面でにらみながら、

最初は孤独に立体作品の配置を考え、

やがては学生諸君や参加各組織から派遣された職員の皆さんの協力を得ながら、

2時間ほど、ああでもない、こうでもないと悩み続け、試行錯誤を繰り返しました。

 

何とか出来上がりましたが、

作業の途中から頭痛に襲われました。

殆ど知恵熱状態です。

しかし人間、たまには脳みそも苛めないとアカンでしょうね。

 

こんな脳みそデスマッチに取り組めるのも、

断酒ライフの継続のたまものだと思っています。

ですのでいつものように

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。

 

一応のインフォメーション

 

第9回「ぴかっToアート展」 イオンモール草津内イオンホール 

11月29日から12月8日まで

 

お近くの方は覗いてみて下さい。