僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

串揚げ三昧は女子だった

飲酒歴40年、断酒歴3年と10か月、不良初期高齢者、リスボン、61歳。

本日もリスボンの、チャレンジグルメ・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

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一昨日の当ブログで予告していましたように、

学生諸嬢・諸氏に誘われまして、串揚げバイキングの店に行ってまいりました。

多分、全国的なチェーン店だと思いますが、

「串家物語」という店です。

2200円ほどで90分間、串揚げが食べ放題、

ただし、串にさしてあるタネを各自で取りに行き、

そしてテーブルのフライヤーで揚げるというシステムです。

 

揚げ物食べ放題ということで、

食い盛りの汗臭いにーちゃんたちでいっぱいだろうなと予想していましたところ、

店内は、JK だらけですがな、JK 。

平日の晩御飯時、若いにいちゃんもいることはいましたが、

客の70パーセントはJK 、

パッと見まわしたところ、40代以上の客はほぼゼロ、

たまに見かけたとしても、ヤンキーな高校生の娘・息子を連れた、

これまたヤンキーなおばちゃんやオッサンのみ。

完全に60過ぎの白髪ダンディは浮いていました、フワフワ。

 

さて揚げ物食べ放題ということですが、

味は食べ方、というか、調理法次第です。

店の中央には、串にさしてあるタネモノが並べてあります。

そして好きなだけそれらをくすねてきて、

テーブルで水溶きの小麦粉にくぐらせ、パン粉をまぶして、

目の前のフライヤーで揚げます。

揚げ加減は客次第ですが、

揚がった後の油の切り方に食べ方のコツがあるようでした。

 

充分に油をきるのも一つの手ですが、

僕が採用したのは、揚がったカツの衣をすぐにはがしてしまう方法でした。

こうすれば油っこさはかなり減らせます。

あとはつけ汁の工夫ですね。

 

そしてこの店のありがたいことは、

サラダが用意してあり、

さらにスイーツの食べ放題メニューがそこそこ充実していたことでした。

口が揚げ物に飽きてきたころに、

例えばケーキやチョコレートフォンデュ、タピオカやソフトクリームを補充すれば、

さらに揚げ物に挑むことができます。

もちろん、これまた食べ放題のご飯で揚げ進むという手もありますが、

断酒ライフ入門後、完全に味覚が女子になった僕は、

揚げ物、サラダ、スイーツ、揚げ物、サラダ、スイーツという循環コードを繰り返しました。

最終的には揚げ物を食べに行ったのか、スイーツバイキングを楽しんだのか分からない状態でしたが、

恐らく飲酒者であれば、なんぼでもビールが進んだことでしょうね。

でも何となく、

揚げ物とビールの波状攻撃よりも、揚げ物とスイーツの波状攻撃の方が楽しいような気がします。

 

揚げ物バイキング、味覚が女子になった断酒者には、たまにはお薦めのグルメかもしれません。

明日の朝の体重計が少しばかり恐怖ですが、でも気合はいつもの通りです。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。