飲酒歴40年、断酒歴4年、不良初期高齢者、リスボン、61歳。
本日もリスボンの、色々な感想・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。
今日は昼間のライブでした。
会場はライブハウスではありません、
少しだけ昭和の匂いのする喫茶店です。
マスターがお店の特色を出そうということで、
いわゆるライブハウスとは異なる着眼点から、
アマチュアバンドに演奏の場を提供してくれています。
午後3時から約2時間、相方のサックスのT君とかましてきました。
僕たちもマスターの意を汲み、いつもとは異なるセトリを考えました。
ジャズのスタンダードナンバーよりも、
70年代、80年代のポップスナンバーをセトリの中心に置きました。
例えば、ステッペン・ウルフの「ワイルドでいこう」、
ストーンズの「涙あふれて」、
アース・ウィンド・ファイアーの「宇宙のファンタジー」、
ボズ・スキャッグスの「みんな一人ぼっち」、
そして何故かとなりのトトロから「風のとおりみち」などです。
老若男女、10名ほどのお客さんが来てくれまして、楽しんでもらえたと思います。
で今日はなぜか、というのも変なのですが、
相方のT君のパートナーさんも来てくれました。
現在、妊娠6か月、一目でおめでたと分かるくらいに妊婦さん度が増しています。
そのパートナーさん、実は、クラシックのフルート奏者でもあります。
演奏が終了し、片付けも終わってからひさびさに、
T君ご夫妻と夕食を共にし、音楽のことを中心に話が盛り上がりました。
今日の演奏の感想も尋ねました。
概ね、楽しんでもらえたようで、高評価だったのですが、
1曲だけ、聴いていて顎が痒くなったそうです。
それは以前にも報告しましたが、
最近、僕が歌詞をつけてみたジョン・コルトレーンの「ナイ―マ」です。
オリジナルの「ナイ―マ」は、かなり前衛的な響きのする不思議な曲です。
僕のアレンジは、
その前衛的な響きが少しでもポップな感覚になじむように、
和音進行を工夫しました。
しかし彼女にとっては、それでも顎が痒くなるようなわかりにくさというか、
なじみにくさが残ったそうです。
やはり、色々な人の感想を聞いてみるものです。
もちろん、色々な人の意見を全てを取り入れる、八方美人的な解決は不可能です。
でも自分の思い上がりや勘違い是正するためには、
充分な経験と知識、そしてスキルをもった専門家の意見はとても貴重です。
不良初期高齢者ながら発展途上ミュージシャン、断酒でさらに先を目指します。
皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。
