僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

ワシントンD.C.、パリ

飲酒歴40年、断酒歴4年と1か月、不良初期高齢者、リスボン、61歳。

本日もリスボンの、今日も少しまじめなノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日は僕にしては珍しく、一歩も家の外に出ませんでした。

朝から雨でしたので、ワン姫様との散歩にも出ませんでしたし、

行こうと思っていた近所の図書館での映画上映会も中止になりました。

そこで一日中、仕事をしたり、ピアノと歌の練習をしたり。

 

仕事の一つは割と仕事っぽい中身で、

僕が編集担当者を務めている、

大学の研究論文集の再校正です。

午前中の1時間半ほどは、この仕事に集中しました。

 

そしてもう一つの仕事は、

広い意味での授業の準備です。

 

僕の担当している「デザイン史概説「」という、準必修の講義があるのですが、

この授業の中で、世界中の高層建築の話をする回があります。

そしてその中で学生たちに高層建築の似合う大都市を挙げさせます。

ほぼ出そろったところで、

世界中の高層建築の分布が偏っていることを確認してもらいます。

つまり、アメリカやアジア、そして最近では中東地域には、

高層建築が多く建てられた年が多いのですが、

意外にもヨーロッパの大都市には少ないことを解説するわけです。

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例えばパリですが、ご覧のように、高層建築はほとんどありません。

例外はありますよ、デファンス地区のような。

そしてこれも意外なことですが、ワシントンDCも、高層建築の少ない街です。

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これらの大都市に高層建築が少ない事にはいろいろな理由がありますが、

実はこの両都市とも、都市行政の一環として高層建築を制限していたんですね。

今日はそのことについて、関係する法律を中心に改めて資料を確認しました。

 

当分の間、海外に出かけることは無理っぽいので、

仕事の名を借りて、オンライン資料でちょっとした旅行気分?に浸りました。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。