僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

みんなの元気が嬉しい

飲酒歴40年、断酒歴4年と2か月、不良初期高齢者、リスボン、61歳。

本日もリスボンの、元気が一番・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日はうれしい報告と、少しだけ辛い報告が一つづつ。

 

辛いほうから書きます。

昨日もうだうだと悩んでいましたが、

今週の金曜日に予定していたライブ出演、

キャンセルしました。

ここ、2、3日、ずーっと迷ってました。

よし、予定通り、やるべぇ、と思っても、

いや、それはマジで反社会的な決断やでと思いなおしたり。

 

新型コロナウイルスについての現状を素人なりに分析したり、

音楽活動が今の社会にとって不要不急の活動かどうか考えたり、

そして少しばかり大げさに言えば、

僕の人生の軸は何なんやと悩んだり。

 

決めての一つになったのが、

今日行われたという、

関西広域連合知事会の提言でした。

府県境を越えた移動を自粛してほしいとのこと、

滋賀県民としては、

不用意に京都でウィルスをもらって滋賀県内にばらまいてしまう、

そのような事態だけは避けたいと思いました。

 

先ほど、出演予定だった店に連絡し、了承していただきました。

決めてしまえば、きっと少しはすっきりするやろうなぁと思っていましたが、

まだ、うじうじと考えてしまいます。

よい子は考えて育つということで、

一応の結論は出しましたが、

まだまだ悩み続けることでしょう。

 

うれしい報告はこの写真に表れています。

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1か月ぶりに、毎月お邪魔している知的障害者の就労支援施設で、

アートワークショップ、ぶちかましてきました。

ビニールテープと園芸用のネットを組み合わせて、

ちょっとした織物もどきを作ろうという遊びです。

まだ、思いついたばかりですので、この織物もどきは、まだまだ進化します。

 

何がうれしかったかというと、

世間が新型コロナウィルス問題でグダグダしているにもかかわらず、

施設の利用者のみんなが、全く変わらず、元気だったことです。

 

いつも僕の指示を無視して暴走するジュンヤも、

ガムテープ大好きオジサンのケンジさんも、

そして作業の途中でいつも寝てしまうイトー君も、

みんな元気でした。

 

そしてみんな僕を待っていてくれたみたいで、

10分前には、ワークショップの部屋に全員集合してくれていました。

 

人と人との接触をできる限り避けるようにというお達しですが、

これはやめられません。

利用者のみんなも元気いっぱいでしたが、

新人さんも含めてスタッフの皆さんも、元気丸出しでした。

 

在宅勤務出ありながら、こんなに楽しい想いをして、僕はホンマに悪いやつです。

でも憎まれっ子、世にはばかります。

憚り続けるためにも、いつもの気合です。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。