僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

僕を救ってくれたのも、これから支えてくれるのも

飲酒歴40年、断酒歴4年と3か月、不良初期高齢者、リスボン、61歳。

本日もリスボンの、感謝、感謝のノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今のご時世、

自宅にこもってな、アカンそうです。

正直言うと、コロナウィルスの感染拡大防止と、

みんなが外出を控えなあかんということの間に、

1段階か2段階、理屈が省略されているような気がします。

 

また、ワイドショーなんかでは、

家族連れが公園等に出かけていることを非難するコメントもあるようですが、

野外で、他の人達と十分な距離が取れるのであれば、

問題はないんじゃないかなと思うんですけど。

僕が間違っているのかな。

 

経済活動の自粛もいずれは限界が見えるだろうし、

外出禁止令のもたらすストレスも、そのうち爆発するでしょうね。

ですので僕は、マイペースの暮らしぶりを続けながら、

コロナウィルスの拡大防止に努めます。

 

世間の流れに迎合しているわけではありませんが、

この頃、全く出かけない日も増えてきました。

今日もどこにも出かけていません。

 

午前中はYouTubeを活用して欧米の大学の講義を視聴し、

午後はピアノと歌の練習に明け暮れています。

ちなみに午前中の勉強のテーマですが、

1851年にロンドンで開催された第1回万国博覧会に関する講義と、

歴史学という学問の、

根本的な思想背景について語っているものをメインで視聴しています。

で、英語環境でしびれてしまった脳みそを、音楽がもみほぐしてくれます。

 

ホンマに音楽があって僕は助かっています。

助かっているというよりも、

アル症の発作から帰ってくることができたのも、

断酒ライフが継続できているのも、

音楽があればこそ、

そして還暦後の人生にさらなる希望をもっているのも、

音楽があればこそです。

 

飲酒者であった頃の僕にとって酒と音楽は結びついていましたが、

今は酒の魔力に冒されていない感性こそが、

音楽の創造と観照には欠かせないと思っています。

声の出し方という、極めて本能的な技術についても、

断酒者になった事によって、少しずつ分かり始めました。

 

そのうちまた以前のように、人前で演奏する機会も増えてくると思います。

必ずやってくるその日々のために、楽しく精進します、

あほほどのポジティブ・スピリット満載で。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWiA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。