僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

やくし道

飲酒歴40年、断酒歴4年と3か月、不良初期高齢者、リスボン、61歳。

本日もリスボンの、人生ちょっと振り返り・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

勤務先が閉鎖されていますので、

相変わらずの変化のない毎日です。

午前中はYouTube に公開されている、

授業の参考になりそうな記録映像をチェックし、

午後はピアノの練習に明け暮れています。

ちなみに午前中の動画チェックですが、

ここ、2、3日は、1925年のパリ万博、通称アール・デコ博について、

特に建築に関する記録映像を探しています。

 

今日は天気も良かったので、

3時から少し長めの散歩に出かけました。

 

僕の家から山手に登っていくと、

行き先は2か所、

1か所は砂防ダム、そしてもう1か所は、割と古い薬師堂です。

今日はその薬師堂に向かう道、

僕たちの地元で「やくし道」と呼んでいる道を登っていきました。

片道、30分弱、

アップダウンがありますので、結構な運動量をこなすことになります。

 

僕の家から50メートルほど登ると、

I さんご夫妻の家、ご夫妻はそろって庭で外仕事をしてらっしゃいました。

I さんご夫婦、それはそれは仲良しさんです。

こどもがいらっしゃらないことも関係しているかもしれませんが、

いくつになっても恋人同士のような仲睦まじさ、

僕たちのような仮面丸出しの夫婦とはえらい違いです。

 

「やくし道」ですが、一応舗装されており、

また薬師堂までは電気も通っていますので、

完全な自然道ではありません。

しかし、途中に全く家はありませんし、

車はおろか、人と出会うこともありません。

歩きながら邪念を振り払い、考えを深めるにはもってこいです。

ただ、登り道(当然、帰りは下り道)ですので、しんどいっすよ。

 

歩きながら全く脈絡もなく、エラそうなことを考えました。

 

地球温暖化は、人間が勝手に困るだけなので、良くはないけれども、自業自得。

しかし核分裂作用の制御不能による放射能の拡散は、

自然の摂理を完全に超えた、神の領域への不法侵犯ですので、

これは絶対に許されない、

つまり産業革命以降の人類が犯したもっとも大きな罪は、

地球をも破壊できるだけの核エネルギーを所有してしまったことである。

 

僕たち、人間という生き物は、

地球上に存在すること自体が問題かもしれません。

COVID 19 は、現れるべくして現れたのかも。

 

ホンマのところはわかりません。

僕たちは僕たちの人生を一生懸命、生きるだけです。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。