僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

オンライン飲み会は多分、ヤバい

飲酒歴40年、断酒歴4年と3か月、不良初期高齢者、リスボン、61歳。

本日もリスボンの、これはホンマに危険やと思う・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

テレワーク、

遠隔授業、

そしてオンライン飲み会。

 

ステイホームが叫ばれ、仕事や勉強、

そしてオフタイムの新しい過ごし方の模索が始まっています。

 

要は、

動画像情報を複数のユーザーの間でネットを介してやり取りするということですが、

上手くいってたり、思うようには運べてなかったり、

色々なようですね。

 

僕も再来週からどの授業も少なくとも2回は、

遠隔授業をしなければならないようです。

僕がちゃんとできるかどうかという心配はもちろん、ありますが、

それ以上の僕が心配しているのは、

学生諸君がちゃんと参加できるかどうかという点です。

 

なんぼデジタルネイティブの若者たちとはいえ、

案外彼らにできることって限られていて、

スマホでラインのやり取りをしたり、

ネット上のゲームで時間をつぶしたり、

くそ下らねぇYouTube 動画を見ていたりが関の山でしょう。

ですので結局のところ、どの授業も、

遠隔で不十分だった内容については、

対面授業が再開された時点で、思いっきり補うことになるんでしょうね。

 

遠隔授業はさておき、どうやら世間では、

Zoom を活用した、オンライン飲み会というやつが流行っているそうです。

それぞれ自宅で好きな飲み物と食べ物を用意して、

時間を合わせて、互いの動画像を見ながら飲み会を楽しむということだそうです。

 

もちろん、僕たちには関係のない話ですが、

少々、気になる話も漏れ聞こえてきます。

曰く、

帰りの時間を気にしなくともよいので、

だらだらと飲みすぎてしまう、

自宅なので、フライング気味に飲み始めてしまう、

そして最悪の場合は、在宅テレワークの途中で、飲み始めてしまう等々です。

 

1回や2回、飲みすぎてしまうのは、

ちゃんと反省し、気を付ければよいのですが、

飲み会の時間が前倒しになり、

徐々に日常生活時間を侵食しだすと、ヤバいですよね。

それは僕たち、アルコール使用障害当事者であれば、

ほぼ、全員が知っている怖いポイントです。

会社帰りの飲み会であれば、

多分、どれほど急いでも、飲み始めは6時くらい、

そして皆さんの帰宅を考えると、どれだけ遅くなっても、11時にはお開きですよね。

ところがオンライン飲み会、

始まりの時間は決めてあっても、フライングはなんぼでも可能ですし、

全員、いつでも寝落ちできますので、けつの区切りもあってなしのようなもの。

オンライン飲み会の場合、どうしても飲みすぎてしまうという話もよく聞きます。

いやな予想ですが、

僕たちの後輩が増えていくことでしょう。

 

なかなかないとは思いますが、

もしアドバイスを求められたら、

オンライン飲み会のような時間のタガが外れた飲酒は、

アルコール使用障害の最短の近道であることを伝えてあげましょう。

僕たち経験者の体験談は、きっと響くと思います。

 

そんなわけで、僕たちも自戒の意識を新たにしましょう。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。