僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

留学疑惑

飲酒歴40年、断酒歴4年と4か月、不良初期高齢者、リスボン、61歳。

本日もリスボンの、真相は如何に・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

COVID 19 (新型コロナウィルス)への対応をめぐって、

政治家としても人間としても評価を上げた大阪の吉村さん。

 

一方、

知見も乏しけりゃ、人間性も度量の広さも最低であったことがバレバレになった、

ポチ・ウンコ・シンゾー・アベ。

 

そしてもう一人、非常に難しいかじ取りを毅然と行ってきた東京の小池さん。

 

そんな中でこの頃少しづつ注目を集め始めているのが、

小池さんの留学詐称問題です。

 

一時、彼女は、アラブ世界の超エリート校、

カイロ大学を首席で卒業したということで、評価されていたらしいです。

 

ここで大学関係者として一言、申しあげますと、

首席での卒業という評価は、正式には存在しませんので、ご注意あれ。

大学での学修の成果は、一つのスケールで評価できるものではありませんので、

トップクラスの成績で卒業という誉め言葉のような、

外部からの勝手連的な評価はあり得ても、

首席で卒業という評価は、単なるたとえ話、キャッチコピーみたいなものです。

 

それは置いておきまして、今、一部で騒がれているのは、

小池さんはホンマにカイロ大学を卒業したのか、という疑惑だそうです。

 

疑惑を呼んだ原因の一つは小池さんの側にもあったようで、

彼女はカイロ大学の卒業証書を、しっかりとした形では公開してないらしいですね。

テレビ番組で、ちらと見せただけ、というのがこれまでの成り行きで、

現在は公開を拒否しているようです。

そして実際には、非常にできの悪い学生だったのではないか、

卒業に必要とされる成績は修めていないのではないかという、

評価につながっているようです。

 

他方で、そもそも卒業証書という書類そのものが制度上、存在しない、

そしてカイロ大学の関係者の話を総合すると、

小池さんは間違いなくカイロ大学を卒業しているという主張もあるようです。

 

大学ごとにいろいろな学事上の制度やシステムが異なるであろうことは、

想像できます。

例えば、卒業論文の執筆が卒業の条件になる大学がある一方で、

そうではない大学もあります。

 

そして最近になってさらにややこしい主張が登場してきました。

それはカイロ大学が名門校であるがゆえに、

その卒業の可否に関しては、

アラブ社会の様ざまな有力者の思惑が交錯する場面が少なくなく、

話は相当、ややこしい。

場合によっては、エジプト社会の暗部にまで関わる可能性もあるとのこと。

 

僕たち、完全な部外者にとっては、

真相は今のところは完全に藪の中です。

 

やたらとカタカナ語を連発する小池さん、

ホンマのリーダーとして相応しい方なのかどうか、もう少し様子を見てみましょう。。

少なくとも、ウンコ・シンゾーや、

レイシスト・トランプよりははるかにましだと思いますけどね。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。