僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

多分、後ろ指をさされるようになるでしょう

飲酒歴40年、断酒歴4年と4か月、不良初期高齢者、リスボン、61歳。

本日もリスボンの、別に時代に逆らうつもりではないんですが・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日は昨日までの疲れが残っており、

だらだらと過ごしました。

 

一日、何をしたかというと・・・

 

明日、古紙回収の日なので、そのために古新聞等をまとめました。

60名ほどの学生からのミニレポート・メールをチェックしました。

パートナーはいつものようにパート仕事なので、家事一通りを形ばかり。

いつものピアノと歌の練習、

そして少しだけ買い物、くらいですかね。

 

まだ少しだけぼやっとした感じが残っています。

 

今日のタイトルですが、何のこっちゃという感じだと思いますが、

スマホの事なんです。

僕はいまだにスマホを所有していませんし、

欲しいとも思っていません。

むしろ、何らかの理由で使用が義務付けられたとしても、

抵抗すると思います。

 

理由はいくつかありますが、

簡潔にまとめると、

精神的にも身体的にも、そして日常行動の面からも、

あんなちっちゃな画面を偉そうに見せつける、

クソ生意気な機械の言いなりになりたくないということなんです。

 

あやつが便利な機械であることは、何となく知っています。

場合によっては無茶苦茶、有利な事態をもたらしてくれることも知っています。

でも、イヤです、あいつを常に持ち歩き、

少しでも時間が空けば、あのくそ生意気な画面を眉をしかめながら見つめるのは。

 

スマホに頼ることは、

人間が本来もっている様ざまな能力の自己放棄につながるようにも思いますし、

自らの感性で世界を感じるという、

基本的な楽しみの放棄にもつながると感じています。

 

スマホの便利な部分に関しては、

僕は自分の意志でその権利へのアクセスを放棄しているだけなので、

ほっといていただければいいのですが、

今回の新型コロナウィルス感染拡大問題で、

ちょっと、いやぁな展開が現れそうな予感がしています。

 

あまり理解できていないのですが、

ウィルス保持者との接触可能性の相互連絡システム?が稼動する、

スマホ上のアプリケーションが実用に向かっているらしいですね。

 

そのシステムが本格的に運用されるようになると、

僕のようにスマホを使用していない、

つまり自身の ID の働きをするスマホ上のアカウントを所持していない個人に対して、

はた迷惑ヤツ、自分勝手なヤカラであると白眼視するような、

社会的な傾向が現れる様な気がします。

ちょっと違うかもしれませんが、

マスクを着用せずに外出している人に対する視線のような感じかな。

 

今回の新型ウィルスの感染拡大問題、

いろいろな問題が可視化されましたが、

その中で多くの人の関心を集めたのが、

いわゆる自粛警察と呼ばれた、

妙な自主的?監視ならびに懲罰システムの始動だと思います。

僕はこの気持ち悪い動向の本質には、

正義の名を借りたマウンティング合戦があるんじゃないかなと思っていますが、

スマホギャートルズを貫こうとする僕は、

このマウンティング合戦のちょうどいいターゲットになりそうです。

 

僕がスマホを使用しないことの背景には、

僕自身の好み?の問題もありますが、

デザイン理論や障害学、そして障害者福祉に関わってきた、

研究者としての根本的な矜持も関わっています。

いつか押しつぶされるかもしれませんが、

断酒ライフ継続の誇りをこっちにも発揮させるつもりです。

 

きっと世間から見たら、そして若い衆の目には、

めんどくせぇじじぃにしか見えないんでしょうね。

でも、でも、でも、俺は俺、貫きます。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。