僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

これも新型ウィルス感染症の禍

飲酒歴40年、断酒歴4年と5か月、不良初期高齢者、リスボン、61歳。

本日もリスボンの、残念としか言えません・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

東京ネズミーランドをはじめ、

全国の観光施設やレジャー施設が、少しづつで、しかも手探りですが、

再開されるようになってきました。

 

しかし一方で、

カナダのシルク・ドゥ・ソレイユの解散にみられるように、

新型感染症拡大による興行不振に耐えられず、

廃業を余儀なくされる施設や団体も少なくありません。

 

僕にとっても思い出のある宿泊施設の一つが今日、廃業を発表しました。

スターゲイトホテル関西エアポートです。

関西国際空港の対岸、

りんくうタウンにそびえる高層タワービルの中層から高層部分を占める、

少し高級感のあるビジネスホテル?です。

 

僕の自宅から関空までほぼ3時間近くかかるため、

午前中の早い時間のフライトの場合、

このホテルに前泊することが多かったです。

勤務先の出張費の規定に基づく貧乏旅行を旨とする僕にとっては、

やや高級感の強いホテルですが、

総合的に判断すると、案外、リーズナブルだったとも言えます。

 

一番助かったのは、

ホテルから空港までの無料のシャトルバスを運行してくれていたことです。

JRにしても南海電車にしても、空港線の料金は、

連絡橋を渡るだけで結構、高くなります。

スターゲイト関空に宿泊してシャトルバスを利用すると、

ほぼ交通費を1000円ほど、安くできました。

ですので、スターゲイトの利用は、料金面からは、

それほどの贅沢でもなかったのです。

 

さすがに前泊の夕食と出発日の朝食をホテルで賄うことはありませんでしたが、

夕食はホテルから徒歩10分のりんくうシークル内のレストランで済ませ、

そして朝食はこれまた徒歩10分のドラッグストアでパンとフルーツを買い、

ホテルの部屋の冷蔵庫に置いておけばOKでしたので、

これも、リーズナブルに済ますことができました。

 

そして何よりも部屋からの夜景は、

出張の1泊としてはとてつもなくゴージャスなお土産になりました。

しばらくの間、海外研究出張は無理でしょうが、

再開できたとしてもスターゲイト関西エアポートがもう利用できないのも、

寂しい限りです。

 

もとの生活が戻るのか、

それとも本当に全く新しい世界の中で生きていくことになるのか、

まだまだ分かりませんが、

どちらに転ぶにしても、しっかりと観察しつつ、その中で生き続けていきましょう。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒サバイバルライフ、継続していきましょう。