僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

胃カメラ

飲酒歴40年、断酒歴4年と5か月、不良初期高齢者、リスボン、61歳。

本日もリスボンの、原点の確認・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

二日前(1日、水曜日)の話です。

食道から胃、そして十二指腸の現状を確認するために、

胃カメラによる検査を受けてきました。

 

だいぶ慣れてきたとはいえ、胃カメラによる診断、

辛いっす。

まず麻酔をかけるために、のどに麻酔薬を吹き付けられ、

しばらくしてから飲みこみます。

この、ヤクを吹き付けられてから飲み込むまでの我慢の時間、

落ち着きません。

 

次にマウスピースをかまされ、いよいよ検査医の先生が、

あの先っちょがくねくねと動く、憎ったらしくも不思議なひもを、

僕の口の中にぬるぬると押し込んでいきます。

 

喉の奥の最初のカーブでまず、ウゲっとなります。

そして少しずつ奥に押し込まれていきますが、

いよいよ胃壁に当たるかという頃になると、

内臓感覚でウゲっとなっているのか、

それとも先生の手許を見てエズいているのか、さっぱり見当がつかなくなりますが、

病気でもない?のに、病気のような腹立たしい感覚が続きます。

 

さすがにつらさのあまり涙目になることはなくなりましたが、

そんでもつらいのはつらいっす。

でも検査を終えて先生から、

異常はありませんでした、きれいなものでしたよ、と告げられると、

やはり、ほっとします。

ホッとすると同時に、

なんや、何もないんやったら、こんなしんどい検査、受けなくてもいいんでないの、

と文句マインドもふつふつと沸きあがってきます。

 

でもこれも矛盾っちゃ矛盾なんですよね。

胃カメラを飲んだからこそ、異常がないことが確認できたわけですしね。

 

考えてみれば、すんげぇ技術ですよ、内視鏡検査。

身体の中身を直接、覗いたろということですもんね。

 

来週はCT検査を受け、電磁的に仮想輪切りの刑を受けてきます。

多分、内臓系は安定していることでしょう。

それに倣って精神の安定も確保し続けましょう。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。