飲酒歴40年、断酒歴4年と7か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル61。
本日もリスボンの、初心に帰る・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。
あえて、飲み散らかしていた頃の精神状態を思い出してみます。
今となっては信じられないことですが、
酒を飲むことが何よりも優先されました。
生活のほぼ、全ての要素が、飲酒を正当化するために曲解されていました。
まさに依存症そのものともいうべき、精神状態、というか心身全体の条件付けでした。
僕の場合、恐らく10代の頃には、
問題飲酒とは違った次元での、依存状態が形成されていたように思います。
ただ二日酔いのような即時性の高い負の効果は、
一般の機会飲酒者と同程度しか起きませんでしたし、
問題飲酒行動に走ることもあまりありませんでした。
でも、二十歳を前に、精神医療的な意味では、依存状態になっていたと思います。
その原因を推理してみると、
僕にとっての初めての飲酒体験による精神の高揚が、
とてつもなく、ハイなトリップだったことにあるように思います。
つまり、僕にとって酒は、最初から、
覚醒剤のようなぶっ飛んだ薬物であった可能性が高かったようです。
覚醒剤の使用が、ほぼ一発で強烈な依存状況を形成するように、
若かった僕は、アルコールに依存してしまったのでしょう。
中途半端に生理的なアルコール耐性が強かったがゆえに、
そして、根っからのADHD体質、あまり根に持たないアホアホ感性ゆえに、
僕のアルコール依存は、目立ちませんでした。
このことがよかったのか悪かったのか・・・。
しかし40年間、ホンマにようけ、飲み散らかしましたわ。
幸にも死なずに済みました。
感謝あるのみです。
皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。