僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

無理せず、でもほんの少し負荷を意識しながら

飲酒歴40年、断酒歴4年と8か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル61。

本日もリスボンの、まとまりもなく、でもあせることなく・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

月例報告、

本日をもちまして断酒歴、4年と8か月を達成しました。

あと4か月で5年の大台を達成できます。

だからどうだという訳ではありませんが、

でも確実に生き延びています。

それも申し訳ないのですが、割と楽しく生きています。

このまま、ずーっと続けます。

 

今日、散歩の途中で寄った本屋さんで、

60歳から脳を鍛えるとか何とかという新書?本を見ました。

書いてあることは、僕にとってはなんか当然のことばかりでした。

 

朝型人間になれ、

午前中の脳の働きを活用せよ、

黙読よりも音読、

メモを取るなど、手先の運動と脳を連動させよ、等等々。

 

歳相応に物忘れをしますので、

WMS(ワシャ―・メシクッタカノウ・症候群)を心配していますが、

とりあえず、今の習慣を続ければ大丈夫そうです。

 

ピアニストですからピアノの練習は怠りません。

もちろん、歌の練習もしっかり励みます。

忘れた頃に復活させる英語のリスニングの練習、

もう少し頻度を上げます。

学生時代にむきになって読んだ難しい書物、たまに再挑戦します。

(今日、久しぶりにソシュールの一般言語学講義、開きました。

やっぱ、ソシュール、すごいっす。

っていうか、一般言語学講義そのものが奇跡の書物ですし、

さらに言えば、小林英夫の翻訳とその出版も奇跡です。)

 

でも、無理はしません。

最近、

トゥース・シールマンというジャズ・ハーモニカの巨匠の演奏を聴いていますが、

晩年のシールマン、全く力みのない、円熟したフレージングを聴かせてくれます。

これ見よがしのテクニック満載のプレイは殆どありません。

音の流れはすぐにでも楽譜に落とすことができそうなシンプルさに溢れています。

でも、その味わいの深みたるや、

ジャズの奥深さをじっくりと教えてくれる慈愛に満ちています。

テクニックを磨きつつ、シールマン大先輩の境地にも学びます。

 

楽しく、少しだけ負荷をかけながら、確実に毎日を過ごします。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。