僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

僕たちは大事な人を失った・・・

飲酒歴40年、断酒歴4年と9か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル61。

本日もリスボンの、諸行無常・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日のタイトルの「僕たち」は、

スミマセン、断酒ライフ・ブログ仲間ではありません。

滋賀県セミプロ・アマチュア・ジャズ・ミュージシャンの仲間です。

 

つい先ほど、その仲間の一人からSNSを通じて、

ベーシストのIさんの訃報を受け取りました。

その後、多くの仲間たちがSNSで情報を交換し、

Iさんを悼む悲しみを綴っています。

1週間前もライブを行っていたようですし、

来週もライブの予定を入れてらっしゃいました。

ホンマに突然のことだったようです。

 

僕もIさんとは、何回かお手合わせをいただいてきました。

というか、厚かましいことですが、

僕がリーダー名義の演奏にもサイドメンとして参加してもらいました。

 

70代のIさんは、

僕たちの頼れるビッグ・ダディでした。

まさにベーシストとして、演奏の基礎を下支えするプレイスタイルには、

みんなが助けてもらい、そして甘えていました。

 

僕がIさんと演奏するようになったのは、

僕が断酒ライフに入門し、

大学教師以上にピアニストとしての活動に力点を置くようになった、

ここ3年程のことでした。

この、くそ生意気で理屈っぽく、そしてADHDワガママ満開のピアニストに、

よくお付き合いくださいました。

 

ちょっとだけヘビースモーカーだったIさん、

僕たちは大事なあなたを失ってしまいました。

しばらくは空っぽの日が続くかもしれません。

でもそのうち、あなたのプレイスタイルについて語り合いながら、

また演奏します。

 

ありがとうございました、Iさん。

安らかにお休みください。