僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

ひさびさの本格ラーメン?

飲酒歴40年、断酒歴4年と9か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル61。

本日もリスボンの、病人の味覚?ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

たま~にインスタントラーメンを食べることはあります。

大体、サッポロ一番の塩味、

それもひとパックでは僕には多すぎるので、半パック、

味も僕には濃すぎるので、冷蔵庫にあるあまり野菜を入れて調整しています。

 

店舗で供されるラーメン、

断酒ライフに入門してからは、5年近くたちますが、

数回しか食べていません。

 

4年ほど前だったと思いますが、

大学の近くに牛骨味のラーメン屋さんがオープンしました。

同僚や学生諸氏は足しげく通っているようですが、

僕は全く食指が刺激されません。

 

そんな僕が今日、昼食に、割と本格的なラーメンをいただきました。

「まるたかや」という、北陸で展開している老舗ラーメン屋さんの、

持ち帰りパックをいただきました。

パートナーの実家から送られてきました。

 

「まるたかや」さんの味、

偶然だと思いますが、

和歌山ラーメンの有名店、「丸高そば」と同じく、

とんこつしょうゆ、背脂たっぷり系の味でした。

 

感想。

おいしかったですよ、ハイ。

でも、もういいです。

あまりにも油脂分の味覚が強すぎます、僕には。

でもこの油脂分由来の味が、世間ではコクのある味として評価されるんでしょうね。

チャーシューも、脂身たっぷり、コクという名のギラツキが、ギンギンでした。

 

世のラーメン好きの皆さん、

このような味覚を日常的に楽しんでらっしゃるんでしょうね、きっと。

僕たちのように、肝臓にダメージを与えてしまったものにとっては、

あのアブラギッシュな味覚は、処理不能です。

ラーメンが3度の飯ほど好きだという皆さんは、

消化器系は少なくとも表面上は元気だという証拠ですよね。

 

でも物は考えようです。

アブラギッシュ・テイストは確かに、麻薬的な味覚に溢れていますが、

同時に、肥満街道への優待パスでもあります。

僕たち、肝臓病患者は、

僕たちの弱った肝臓で処理できない食品に対して

まずは味覚で拒否することによって、健康を維持しているとも言えます。

負け惜しみではなく、塩分と油脂の圧縮食であるラーメンを拒絶する味覚は、

それはそれで、アドバンテージだと思いますよ。

ちなみに僕の今朝の体脂肪率、12.2%でした。

 

過剰な塩分と油脂分の摂取はコントロールできるのですが、

甘味はダメです、ハイ。

程よい運動、無理な仕事はしない、ちゃんと寝る、

そしていつものように。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。