僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

贅沢な平日

飲酒歴40年、断酒歴4年と9か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル61。

本日もリスボンの、アート三昧・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今朝はかなり冷え込みました。

ワン姫チャマとの朝のウォーキングの際、

手袋が欲しくなりました。

でも日中は、抜けるような晴天の下、散策にちょうど良い気温が続きました。

 

今日は仕事のような遊びのような過ごし方をしました。

一昨年、そしてさらにその二年前にも報告しているのですが、

2年に一度、開催されるアートイヴェント、

BIWAKO ビエンナーレ 2020 を見てまいりました。

 

BIWAKO ビエンナーレ

近江八幡市の八幡堀界隈に点在する数か所の古民家を会場とし、

内外から若手および中堅どころ、そしてたまにびっくりするような大家が出品する、

見ごたえのある、街なか回遊形式の展覧会です。

僕はこの手のイベントには一人で行くことがほとんどですが、

今日は珍しく、連れがいました。

日本画を専攻しながら、現代美術にも関心をもっているCちゃん、4年生です。

 

今日は平日でもあり、どの会場でも他の来場者や時間を気にすることなく、

思う存分、楽しみました。

Cちゃんと僕は、別に前もって相談していたわけではありませんが、

まずはそれぞれがじっくりと作品に対峙し、ある程度、納得したのちに、

感想を交換するという楽しみ方を取りました。

作品も面白かったのですが、

会場が古民家ということもあり、

近世から近代にかけての日本の住宅建築の室礼を、

現場で体験できるという楽しみもありました。

 

会場間の移動も、天気は言うことなし、

そして紅葉も色づき始めのきらめきを発揮し、

かなり上質な散策となりました。

 

こんなに楽しい思いをしながら、

一応、研究出張の扱い、

何ちゅう、贅沢者、そして果報者なんでしょう、このADHDジジィは。

 

この楽しみのためにも、まだまだ死ねませんわ。

ですので、いつもの気合です。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。