僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

ピエンヶ丘どすこいの助

飲酒歴40年、断酒歴4年と10か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル62。

本日もリスボンの、これも伝統文化?ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

ピエンピエン。

このよく分からん擬態語、昨年の秋口ぐらいに初めて目にしました。

授業中に勤務先のJD(女子大生)1年生に訊いてみると、

おもにJKがメール等で、泣きマネの表現で用いる言葉だそうです。

 

そしてピエンヶ丘どすこいの助。

十代の消費意識を中心にリサーチをしているAMFという会社の発表する、

JCJK流行語大賞の、今年の第2位の言葉だそうです。

ピエンの最上級の表現だそうです。

 

多くの新語は、特定のコミュニティーに対する所属意識を表す、

ある種の合言葉のような機能をもっています。

例えば、マーケティングやメディア関係の業界は、

アルファベットを無理やりカタカナ語に変換した怪しい言葉を多用しますが、

これなぞは、いかにも自分たちが新しい考え方を扱っているんだぞという、

超勘違い特権意識の薄っぺらい表れですし、

JKたちの独自の用語も、自分たちの特権性を意識した、

ある種の差別用語的な機能をもっています。

 

でも、「ピエンヶ丘どすこいの助」だってさ。

昭和の生き残りにとっては、この言葉のリズム感は、

妙に懐かしい感じがします。

どすこいの助、ホンマに昭和のビート感180%、

それからピエンヶ丘の丘って何よ、ホンマに。

 

僕はこの言葉が使われている現場は全く知りませんが、

でもこの言葉が上位に入賞しているという事実を知り、

今どきのJCやJKって、実はオッサンかもしれん、と思ってしまいました。

俺たち、昭和のジジィは、

まさに昭和時代に、こんな言葉で遊んでいたもんね。

時代は繰り返すのか、

それともこの国の文化DNAは、

どれだけカッコつけようとも、不変の強さを保ち続けているのでしょうか。

 

レベル60を超えると、逆にJCやJKに近づくことができるのかもしれません。

楽しみがまた増えましたわ、い~ひっひっひ。(意味不明)

 

そんな訳で

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。