僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

たまには "No" の楽しさ

飲酒歴40年、断酒歴4年と10か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル62。

本日もリスボンの、これも授業です・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

大学教員としての僕の専門分野は、

研究面では障害学と芸術学をつなげること、

そして授業面ではデザイン史およびデザイン論ですが、

もう一つ、英語の教師も務めています。

 

僕は英語学の専門家でも英語教育の専門家でもありませんが、

芸術を理論的に考究するためには、

外国語の学習がとても有効であることを知っていますので、

若者たちにも同様の体験をしてもらいたいと考え、

20年以上、英語教師としての研鑽も積んできました。

 

そんな僕がここ数年、試みているのが、

大学生に中学1年生レベルの学習に挑戦してもらう、

「英語入門」と名付けた科目の運営です。

 

内容としては、

ホンマにこのレベルで、

大学の授業としての単位を認定していいんかいなと思わせるくらいの、

簡単さです。

 

僕の狙いとしては、

とにかく、どんなに幼稚なレベルでもいいし、へたくそな発音でも構わないから、

積極的に英語を使ってみることを体験してもらうことを目的に、

内容をデザインしています。

 

今日の授業では、

許可を表す "can" の使い方について、

"Can I sit here?", "Yes, you can." or "No, you can't."

という、ムチャクチャ簡単なレベルの例文で、会話を体験してもらいました。

あえて、yes と no の両方の答えを用意し、

どちらかを自由に選ばせるようにしたところが、

いわば、ミソです。

 

実際に教室内で会話練習に入ると、

教室中に笑い声が溢れ始めました。

何が起こったかというと、

"Can I sit here?" に対して、"No, you can't." と、

いたずらっぽく笑いながら答える学生が予想以上に多かったのです。

"No" と拒絶された学生も、悔しそうな表情を見せながらも、笑っていました。

もちろん、ニコニコと "Yes, you can." と答える、スナオちゃんもいっぱいいましたよ。

でも、いたずら心満載の "No" は、意外にも笑顔への起爆力が満載でした。

僕も学生たちのやり取りを横で見ながら、

笑わせてもらえました。

ちょっとこの楽しさは、病みつきになりそうです。

 

そんなわけで今日も元気です。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。