僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

断酒者という幸運

飲酒歴40年、断酒歴4年と11か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル62。

本日もリスボンの、実は怖い状況・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

あまり Sars-Cov-2 感染拡大のことを話題にしたくはないのですが、

しかし、ここひと月弱の間に事態の深刻度は深まってきましたね。

特に大都市圏の一日当たりの感染者数、高止まりの件は、

あまり、個々の数字に過剰な意味をもたせたくないと思っていても、

無視できない異常さを見せているようです。

 

そしてそんな中、政権中枢の、冗談としか思えないような対応のまずさ。

まさかまだ、オリンピックとパラリンピック、開催するつもりじゃないだろうな。

 

僕自身の生活圏には、それほど深刻な影響はないのですが、

大都市圏の深刻な状況を無理やり共有させられているような脅迫感には襲われています。

でも基本線は、適切な情報を選択し、そのうえで正しく怖がる、そして必要な対策をとる、

そんなところのはずです。

異常な過剰さに走る必要はないはずです。

 

そんな状況の中で、ふと、恐ろしい想像をしてしまいました。

もし今の状況の中で、僕が断酒ライフに入門していなかったらどうなっていただろう。

肝硬変にはなったんだけど、しっかり節酒すれば大丈夫、まだ飲める、

そんなふうな勘違い生活を送っていたら、僕はどうなっていたのか。

 

一番、あり得そうなのが、

まずは肝硬変で早々に再入院し、

しかし内科の病棟に空きがなくなってきたため、

精神科への入院を余儀なくされる事態のような気がします。

でも、この場合だと、

一応は生き残ることはできそうですね。

 

次に考えられるのが、

大学にも出かけられず、オンラインによる遠隔授業もうまくいかず、

結果として自宅で再飲酒に走り、

状況が状況なだけに、かつてよりも激しい連続飲酒に陥り、

パートナーが出かけている間に、

最悪の状況の中で命を落としている状況です。

そしてこの想像、

僕たちの場合、十分にあり得るだけに、怖い。

 

こう考えてみると、

断酒ライフに入門できていたことがとてつもなく幸運だったことが分かります。

 

僕たちにとってアルコール飲料は危険な薬物でしかないのですが、

今のご時勢、アルコールの毒物としての危険性は、

より多くの人びとに牙をむく可能性もあります。

僕たち、アルコール・サヴァイヴァーの役割は重要かもしれません。

 

ですのでいつものように

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。