僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

僕にとっての Sars-Cov-2 との一年

飲酒歴40年、断酒歴4年と11か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル62。

本日もリスボンの、振り返りその一・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日が12月25日、とっくの昔にクリスマスとは縁がなくなってますが、

それでも今年のクリスマスが例年とは異なることは分かっています。

新型ウィルスで明け、そしてほとんど収束の見通しも立たないまま、

この年も、もうすぐ終わります。

 

毎年、一年間の振り返りをするのですが、

今日は僕にとっての新型ウィルス問題について少しばかり振り返っておきましょう。

 

発症者、あるいは感染者ということでいえば、

僕は幸運なことに、知り合いに発症した人も感染した人もいませんでした。

その意味では、病気、あるいは病原体としての、

Covid 19 および、Sars-Cov-2 は、僕にとっては他人ごとでした。

 

しかし仕事には大きな影響がありました。

 

大学の業務は、3月くらいから影響を受け始め、

4月及び5月は、大学への入構もできませんでした。

6月くらいから部分的に対面での授業が始まりましたが、

オンライン技術に頼った、遠隔での授業も並行して行いました。

 

音楽活動も影響を受けました。

 

すでに依頼を受けていた演奏予定はすべてキャンセルされ、

参加する可能性のあったイベントもすべて中止になりました。

ライブ活動は悩みながら継続しましたが、

演奏活動の意味について常に問い続けることにもなりました。

 

おかげさまで、収入面での影響はほとんど受けませんでした。

悩み、迷いながらも、新たな出会いもありました。

 

やはり、東京をはじめとする大都市部で活動している人たちに比べれば、

影響をそれほど受けなかったといっていいでしょう。

 

しかし、精神面や思考面では、これまでにない問題に直面しました。

 

特に3月、4月、そして5月くらいに多くの人の関心を集め、議論の対象となった、

この国の特性ともいうべき、社会的同調圧力の問題については、いろいろ考えました。

その思考作業はつらくもありましたが、

しかし、これまでの僕の生き方に一つのスッキリ解釈を与えてくれる、

一つの見通しに出会うことができました。

 

それは当たり前といえば、当たり前、

でも、そう思いきってしまうのも少しばかり思い切りが必要な見通し、

僕は日本人ではない、という命題の再確認でした。

そしてさらに、僕たち在日韓国、朝鮮人は、

ユダヤ民族や、多くの移民たちとは異なるとはいえ、

ディアスポラ、Diaspora であるという見通しを得られたことは、

僕にとって、今年の最大の収穫だったかもしれません。

 

僕は僕自身がディアスポラであったことを確認したときに、

僕のこれまでの歩みの中で出会ったさまざまな不明瞭なことが、

かなり明確になりました。

さらにいえば、僕自身の研究面にも新たな発想が加わりました。

今年は正直言えば、

研究成果を上げることはほとんどできませんでしたが、

この見通しを見つけたことで、

大学の業務を離れたのちも考え続けるべき、大きな課題が明らかになったようにも思います。

 

Sars-Cov-2 問題については、まだまだ考えるべきこと、語るべきことがありますが、

これからも小出しにしながら、話題にしていきます。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。