僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

鯉の災難?

飲酒歴40年、断酒歴4年と11か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル62。

本日もリスボンの、人間、変われるもんです・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

寒かったっすねぇ、ホンマに。

で、緊急事態宣言、関西にも波及してきました。

今日は恒例、京都は伏見大社近くのアンソニア・カフェさんでのセッション・デイ、

飲食業時短要請を受けて、9時に閉店ということで、

寒いわ、はよ閉めなあかんわ、で、

お客さんは来はらへんやろと思っていましたが、

ヴォーカルの方とドラムスの方、お一人ずつお越しになり、

7時過ぎから8時半まで、

少しあわただしくなりましたが、楽しく、セッションをしてまいりました。

 

今日のタイトルですが、何のこっちゃいと思われるでしょうね。

今朝のNHKニュースで取り上げられた話題についての僕の感想です。

 

f:id:skyoflisbon:20210108235804j:plain

 

砺波市では、厄落としのために、その年に厄を迎える男性が鯉にお神酒を飲ませて、

川に放つ神事があるんだそうです。

今朝のNHKニュースで、立派な体格の鯉に、

無理やり日本酒を飲ませる場面が放映されました。

それを見た時の僕の、素直な感想です。

 

「あ、鯉が可哀そう、あの体格にあの酒の量では、間違いなく肝硬変になり、依存症になってしまう。」

 

ホンマに口からお酒を注がれた鯉の身になり、痛みを感じてしまいました。

 

断酒ライフ入門前ならば、全く逆の感想をもったでしょうね。

「厄ぐらいなんぼでも引き受けたるから、俺が代わりに飲んだるわ。」

酒を口にできる機会は、絶対に逃さない、

まさにアルコール使用障害者独特の感性を発揮したはずです。

 

しかし今朝の僕は、まずは鯉の安全を真剣に気遣いました。

人間、変わるものです。

外見なんてのは、なんぼでも簡単に変えることができますが、

欲望に絡んだ価値観の変化はそう簡単に起こることではないでしょう。

 あと少しで断酒歴も5年を達成しますが、

僕も断酒者として、ノーヴィス(入門者)レベルは突破できつつあるといっていいでしょうね。

もちろん、油断は禁物です。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。