僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

ホンマのリセットチャンスにしないと

飲酒歴40年、断酒歴5年、不良初期高齢者、リスボン、レベル62。

本日もリスボンの、今日も確認しましょう・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

モリヨシロー騒動、

おちょぼ口妖怪ニカイが参戦したことで、

またまた新たなフェイズに突入しました。

 

ニカイ(2Fとも表記するんだって)、

モリの失言は撤回されたからもういいんだという一発目に続いて、

抗議の声は瞬間的なものだという、世界中の怒りをナメくさった二発目、

そしてさらには、ボランティアを使い捨てのように言い放ってしまった、決定的な三発目、

この時代錯誤のオヤジズム、三連チャンで、

完全に世界中を敵に回しました。

 

もうなんぼ何でも、自浄作用が働くと思うけど、

もし、最悪の場合、何も変わらなければ、

僕は二つの不幸がこの国を襲うとみています。

 

一つ目。

それでなくとも、契約等の躓きによって出遅れてしまったワクチン入手、

世界中の多くの製薬企業が、

野蛮な価値観が支配する国への商品提供による企業イメージの低下を恐れ、

日本への供出に二の足を踏むようになり、

ワクチン入手は、一層、困難になります。

世界中の国にとって島国国日本からの人の移動は、

ほぼ、空港でのチェックでせき止めることができますから、

自国の安全を担保するために、日本にワクチンを提供する緊急性は低いので、

なおさら、話は難しくなるでしょう。

 

二つ目。

2025年に予定されている大阪万博

こちらも多くのグローバル企業が出展を躊躇する事態が訪れるでしょう。

先のことと思っていても、もうあと4年ですよ。

準備期間のことを考えると、

少なくとも今年中に日本は、

野蛮な国ではないことを証明しなければなりません。

 

もう、モリが辞めればいいという話ではなくなっています。

モリヨシロー騒動で露呈された日本社会の意思決定の仕組みを、

根本から変えなければなりません。

 

今、僕たちは、

オリンピックをやる、やらないよりも、重要な岐路に立っています。

この国のホンマのリセットチャンスです。

チャンスであると同時に、ピンチでもあります。

このチャンスを見失うと、

この国は世界中のどこからも相手にされなくなるからです。

最後のチャンスかもしれません。

 

僕たち、アルコール使用障害当事者は、

ちょっとした気の緩みで簡単に死への道を歩むことができますが、

僕たちは踏みとどまることができていますし、

死ぬまで踏みとどまります。

この国の現状が僕たちよりもやばいことを訴えなければなりません。

 

そんなわけで僕たちは死ねません。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。