僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

親父に振り回された二日間

飲酒歴40年、断酒歴5年と2か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル62。

本日もリスボンの、あまりに奇妙な二日間のノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

投稿が1日、あいてしまいました。

仲間のライブセッションに行って、帰宅が遅くなったためです。

 

一昨日(木曜日)の晩、そして昨晩、

親父(88歳)に振り回されました。

かなり奇妙な話の展開ですが、

全部、本当のことです。

そしてこの奇妙な二日間についての気もちの上での整理ができていません。

とりあえず、記録を残しておきます。

 

木曜日の3時くらいに、親父から電話がありました。

学生と面談の最中でしたが、めったにかかってこない親父からの電話でしたので、

受話器を取りました。

あまりにも頭痛がひどく、耐えられない、しかしかかりつけの医院は休診日とのこと。

とりあえず、我慢しながら様子を見るように伝えました。

 

6時過ぎに自宅に戻ると、パートナーから、

大津市民病院から連絡があったということで、電話してみました。

 

親父は自ら運転して救急外来を受診したようで、

ドクターが所見を伝えたいので、僕に来院してほしいということでした。

とりあえず、夕食を済ませて、病院に向かいました。

 

ドクターの診断書県、

頭部のMRI検診の結果、慢性硬膜下血種があり、

脳が圧迫されている可能性はあるが、

通常、硬膜下出血で耐えられないような頭痛が起こることはない。

従って現状では、頭痛の原因は不明。

 

とりあえず意識はあるものの、いつも以上に訳の分からん受け答えをする親父を、

僕の車で、アパートまで送りました。

 

以上が一昨日の経過です。

 

昨日ですが、

まず、3時くらいにまた電話がかかってきました。

預金通帳の在りかを伝え、最後にこれから行く、という謎のメッセージを残して切れました。

嫌な予感はしました。

 

夜、入浴を済ませた後、10時くらいに今日は別の病院から電話があり、

親父が入水自殺未遂と飲酒運転による交通事故を起こし、救急搬送されたとのこと。

 

僕は勘違いをして一昨日と同じ病院に行きましたが、

間違いであることが分かり、電話連絡のあった病院に駆けつけました。

 

親父は、入水自殺を図って果たせなかったことは覚えていましたが、

その後、交通事故を起こしたことは全く覚えていません。

酒を飲んだことにより、正常な判断力は失われていました。

 

全身のCTスキャンを行ってくれたドクターから所見を聞きましたが、

頭部については、一昨晩のドクターとほぼ、同じ所見。

ただし、心臓大動脈の石灰化が以上に進んでいる箇所が一か所あるという、

新たな所見も聞かせてもらえました。

 

その後、警察と連絡を取り、

親父の車の鍵を受け取りに警察署に出向きました。

そして、担当の警官、数名と話をし、

本格的な聴取はまた新たに行うということで、

昨晩もアパートまで連れ帰りました。

 

そして今朝、様子を見に行くと、

自殺未遂を起こしたことについては、後悔している様子でしたが、

やはり事故のことは覚えていないようでした。

僕はいったん自宅に戻り、

3時過ぎに再び訪ね、当面の食糧の買い出しを代行しました。

 

再飲酒の可能性はほぼなさそうで、

また車のキーも僕が預かることにしました。

本人も体の不調の方が気になるようで、

少なくとも今日、明日くらいは、問題行動を起こすこともないと判断し、

ライブに出かけたという次第です。

 

感想や考えたことを書き始めると、

とりとめのない長駄文を書くことになりそうなので、

今日はここまでにします。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで、

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。