僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

新たなシーズンの始まり

飲酒歴40年、断酒歴5年と2か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル62。

本日もリスボンの、じわじわとステージ移行・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

僕の勤務先では、昨日が入学式でしたが、

「蜜を避けるため」ということで、

僕たち、ヒラ教員の列席は免除されました。

(ところで前にも書いたと思いますが、蜜って、変な日本語ですよね。)

 

で今日は、

大学の新体制での仕事始めともいうべき、初めての教授会でした。

僕にとっては、今年からお迎えする新しい英語の先生との顔合わせの機会でした。

これまでメイルでの打ち合わせをしてきましたが、初めてお会いした F 先生、

滞日歴29年ということで、非常に流ちょうな日本語をお話になります。

頼りにできる仲間が増えました。

 

そして今日の教授会では、

他にも、新任人事、昇任人事等で、新しい仲間の紹介がありましたが、

それらの人事異動について僕は、ほとんど知りませんでした。

なぜ知らなかったかというと、大きくは二つ理由があります。

 

一つ目、

人事関係の業務にかかわることが全くなかったからです。

もっと言えば、大学の将来像にも深くかかわる人事案件ついて、

僕の意見が求められることは全くなかったということです。

僕、一番、長く勤めているんですが、誰からも意見を求められない、

この窓際ぶり、すごいでしょ。

二つ目、

僕自身も関心がなかったので、新しい人事案件に関する学内公示をほとんど見ていませんでした。

こんなんですから、当然、意見も求められないわけです。

 

でも僕としては、この窓際ぶりは、ある意味で望ましい状況です。

大学教員としての人生から、

食えるかどうかは分かりませんが、ミュージシャンとしての生き方に徐々に移行していく、

その緩やかなグラデーションのただなかにあることが確認できました。

 

僕にとって今日の教授会は、

今年度という新たなシーズンの始まりを告げる機会であったとともに、

大学教師から徐々に卒業し、新たな人生のシーズンに向かっていることを確認する機会でもありました。

 ホンマにあと3年です。

3年を切りました。

 

でも断酒ライフの期限はありません。

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで、

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。