僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

あらためて断酒ライフからの贈り物

飲酒歴40年、断酒歴5年と2か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル62。

本日もリスボンの、あらためて原点確認・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

断酒ブログを標榜していながら、ほとんど断酒ネタに触れることがなくなってきました。

僕自身の中で、飲酒欲求がほぼなくなり、

結果として酒というキーワードが僕の辞書から消えかけているからでもあり、

喜ばしいことではあります。

でもたまには、ブログを継続している理由について、原点を確認しましょう。

 

で今日、確認したいのは、

断酒ライフ継続の圧倒的な利点について、です。

 

いろいろありますよね、断酒ライフのもたらしてくれる素晴らしいもの。

食生活や睡眠といった生活習慣の改善もありますし、

飲みに行く必要もなければ、酒を買う必要もない、

結果として経済的なメリットも大きい。

 

しかし何よりも素晴らしいのは、

やっぱり健康に関することでしょう。

 

飲酒者の頃は、週に何日かは、前夜の深酒のために午前中を無駄にしてましたし、

僕の場合、肝硬変を患い、危篤状態にこそならなかったものの、

死の寸前まで行きました。

 

今は、そもそも二日酔いなぞという愚かしい状態に陥ることは絶対にありませんし、

血圧等も正常な値に落ち着いています。

 

そして何よりも、断酒ライフを継続することにより、

健康への執着、ひいては元気に生き延びることへの執着心が芽生えてきました。

 

飲酒者の頃は、酒で死ぬのも本望なぞという、気合にもならない戯言を信じていましたが、

今考えてみると、酒で命を落とすことは、

神様への裏切りであり、愚かしさの極みであることをが分かります。

 

断酒ライフを継続し、適度なプラクティスを取り入れることで、

歳をとってからでも僕たちの体は進化できることを体感しました。

僕の場合、体型の変化と、ヴォーカリストとしての発声力の安定、

そして歩くことへの耐性の向上等を実感しています。

 

身体にエネルギーが満ちていると、気持ちも前向きになります。

そして前向きな気持ちを維持することによって、脳細胞の劣化も遅らせることができる筈です。

 

酒なんぞ食らい続けていたら、

内臓はボロボロ、生活習慣はぐしゃぐしゃ、

そして認知症のくせに理不尽な自己主張だけは譲らない、

はた迷惑極まりない、ジジィになっていたことでしょう。

 

僕たち、酒のもっている悪魔力と契約を交わしてしまった愚か者は、

断酒ライフの継続しか生きる道はありません。

しかしその唯一の生き残り術は、最高の幸せへのパスポートでもあります。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで、

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。