僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

関西が・・・大好きな大阪が・・・

飲酒歴40年、断酒歴5年と3カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル62。

本日もリスボンの、これもディアスポラ(根無し草)のつぶやき・ノープランブログ、

ご訪問ありがとうございます。

 

新型 SARS ウィルスの感染拡大問題、

いわゆる変異株の出現、ならびに増殖により、

全く新しい局面に突入しているようです。

 

これまでは、非常に乱暴な、本職が研究者とはおよそ思えない下品な発想で、

所詮は、カッコつけのイナカ者どもが愚かな行動をひけらかす街、

東京の問題だとバカにしていましたが、

今回はそんなアホな戯言が言える状況ではなくなりました。

 

3回目の緊急事態宣言が出され、

いつものように政治の不毛を非難することもできます。

今ちょうど、ガースーが記者会見をしていますが、

おそらくオリパラ問題との関連には触れないでしょう。

 

最初からいわれていた、外食産業が感染拡大の元凶であったのかどうか、

あまり科学的な検証がなされないまま、

とにかく人と人が出会う機会の内、

不要不急と多くの人が考えるであろう行動を抑制することが今回も要請されるようです。

おそらく去年と同じく、

また不要不急な行動とエッセンシャルワークの境界について、

人びとの思考がささくれ立ってくることでしょう。

 

僕が、伊豆半島の片田舎から京都に出てきて、

そして関西で骨をうずめる気もちになったことの根っこには、

幼いころから感じてきた、東京という街、

あるいは東京を中心としたいわゆる首都圏とくくられる地域に対する、

本能的な嫌悪感がありました。

 

そしてこどものころから生意気にも、大阪を中心とした関西の地に、

嘘偽りのない、飾らない良さを感じ、あこがれの気もちをもっていました。

大学入学後、京都に暮らし、

時には大阪や神戸にも足を運ぶことが増えていくにつれ、

僕の素朴な関西へのあこがれは、間違っていなかったことを確信しました。

そしておそらくは定年まで勤めるであろう、大学への就職もあり、

大津の地に土地を求め、定住を決めました。

 

半チクなディアスポラ(故郷を追われた者)であった僕は、

関西に安住の地を見つけました。

でも昨年からの新型 SARS ウィルスのパンデミックの中で、

僕の中の変えようのないディアスポラ(根無し草)の気もちの疼きが動き始めました。

 

関西の地には、

僕の中途半端なディアスポラ根性を受け入れてくれるおおらかさがあると思います。

今、その関西がやばいのかもしれない。

さしあたって何をすればいいのか、わからなくなりそうです。

 

でも変異株の感染力が強いといっても、

感染の基本的なメカニズムに大きな違いはないはず。

やっぱり、

基本的なことをしっかりと守る、

冷静に考え、過剰なストレスをため込まない、

希望を絶対に捨てない、

こんな所じゃないかな。

 

僕たちはとにもかくにも、僕たちに課せられた神様との約束を、先ずは守りとおすことです。

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで、

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。