僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

スマホ脳

飲酒歴40年、断酒歴5年と3カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル62。

本日もリスボンの、やっぱ直観を信じる・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

ここんとこ、小池都知事が若干、おとなしくされているように思えますが、

気のせいでしょうか。

風を読むことに関しては、余人の及ばざる能力をお持ちの方ですので、

オリパラ中止の可能性も視野に入れて、はしゃぐのを抑えているように見えます。

都民の生命を守るためにとか何とか云って、

世間の風潮に合わせるための姿勢作りをしている可能性もありますよね。

 

いずれにしても、もし 2020 Tokyo 、開催したとすれば、

新型 SARS ウィルスによる死者よりも、

過労によって亡くなってしまう医療関係者が多くなるという、

近代国家として恥ずべき、阿鼻叫喚の地獄図絵が現れることでしょう。

ビートたけしが指摘するように、

お祭りイベントで経済をけん引していくという発想そのものが、

地獄へ真っ逆さまの愚行であることを、国を挙げて考えるべきだよね。

 

ホワイ、ジャパニーズ・ピーポー、なぜ、頭を使わない?

せめてあの〇チガイ大統領を選んだアメリカ人よりはましなはずじゃないんですか。

もう、時間がないぜ。

 

話は代わりまして、今朝のNHKニュースで、スマホ脳の話題が取り上げられていました。

いわく、スマホの過剰な使用は、人から集中力を奪ってしまう、と。

僕は、3月にスマホ・デビューを果たしましたが、

出先の待ち時間に YouTube で音楽を楽しむか、

ミュージシャン仲間との連絡のために、

フェイスブックメッセンジャー機能を活用することくらいにしか、

活用してません。

やっぱり、小っちゃい画面を、眉間にしわ寄せながら見つめるという姿、

どう考えても、カッチョわりぃもん。

 

スマホから得た情報は記憶に残りにくいということも指摘されていました。

これは僕は、すごく腑に落ちます。

昨日、ジャズの名曲、ワルツ・フォー・デビーに再挑戦していることを報告しましたが、

一つの曲のメロディーとコード進行を頭に入れるためには、

楽譜を見つめているだけでは、やはり無理です。

実際に弾いてみて、耳と目と指と、つまりは綜合的な身体感覚で体験してみること、

やっぱり、これが重要です。

 

昨日は、

ジャズという音楽は、

プレイヤーの自己が曝け出されてしまう点に、

芸術性の根本があるのではないかという予想をかきましたが、

さらにいえば、音楽の成立のために、プレイヤーの綜合的な身体感覚が要求される点にも、

ジャズの芸術性の根拠があると思います。

AI がジャズっぽい音楽を演奏する日は遠くないと思いますが、

あくまで表層的にジャズっぽく聞こえるだけで、

プレイヤーが全神経と全身をぶつけた音楽としてのジャズではないはずです。

 

僕たちがデジタル文化の奴隷ではないことを実証していくためにも、

僕はピアノを弾き、そして歌を歌っていこうと思います。

死ぬまで。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで、

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。